傍若無人なお客さん1
傍若無人なお客さん2



ハクちゃんが見えてますかー?

初めて子供が乗馬体験をする。
それは親にとってもとても興奮する出来事のようで、子供以上にはしゃぎ喜ぶ親がいるのももっともなこと。
中には子供に触発されて自分も体験をし、感想を言い合う親子も少なくなく、それはそれは微笑ましい光景なのです。 
ただ中には興奮しすぎてしまい、カメラに夢中で転んでしまったり落としてしまう親もいたり、小さな子供の保護者として入場してもらったにもかかわらず子供ほったらかしに馬に夢中になる親もいたり、時々驚くような行動も見かけるのです。

牧場に遊びに来るお客さんの中にはインパクトが強すぎて忘れられない人たちが結構いるものなのです。

今回お話しするお客さんもそのひとり。

子供が心配なあまり騎乗エリアに勢いよく入ってきてしまったと思ったら、あろうことかハクちゃんのおしりにスマホを置き、鎧(あぶみ)に足がちゃんと入っているか確認しだしたのです。
確かにハクちゃんのおしりは物置にはちょうどいい広さ。
わたしもよくブラシを置いていますが、それはわたしとハクちゃんとの関係だからこそ。

あまりの勢いに一瞬なにが起こったのかわかりませんでしたが、ここで注意しないとこのお客さんはもしかしたらよその施設でも同じようなことをしてしまうかもしれません。
そして、その馬がハクちゃんみたいだとは限りません。
知らない馬に近づくことが危険だということを知らせる必要があると思い、即スマホを取って下がってもらったのですが、今度はわざわざ小走りにハクちゃんのおしりスレスレを回り戻る始末。

そして乗馬後の撮影タイムでは、ジリジリと近づいてきたと思ったら最後大きく一歩を踏み出してハクちゃんの顔を両手で抱き抱えるように覆い子供の写真を撮ったのです。
この時ばかりは「せっかくなら馬も一緒に撮られたらどうか」と伝えましたが、これがビバだったらと思うとドキドキする出来事でした。

最後はニコニコしながら帰られましたが、どうか次回来るときはこの日の注意点をお忘れなくいらしてくださいね。