ハクの蔓草千切る1
ハクの蔓草千切る2

輩…‥‥

草木が元気な今の時期、外乗は誘惑がいっぱい。
ウマコたちも外乗へ行く度に草バイキングをするのですが、蔓草を取った時は結構な割合でビヨーンと長い状態のままくわえて歩いています。

ただ、あまり長すぎると脚で踏んでしまい危ないので口から離すのですが、今回はハクちゃんが長ーい蔓草をくわえていた時のお話です。

たいてい私が軽トラで後ろからたらたらとついていき、ボロ回収係を務めるのですが。その日の外乗は、ボスとビバ、お客さんとハクちゃんだけで出発することになりました。


そして途中、モグモグタイムを設けると、ハクちゃんが嬉々とした顔で長い蔓草をゲットしたのです。
ただ、あまりにも長すぎて危なかったため、いつもなら私が軽トラから降りてハクちゃんの口から蔓草を離すところ、ボスはビバに「行け」と声をかけたというのです。

するとビバはスタスタとハクちゃんの方へ歩いていくと、おもむろにハクの口から出ている蔓草をくわえ、思い切り引きちぎったのです。

ほとんどの蔓草を取られてしまったハクちゃんは呆然とした様子で残りの蔓草をくわえたままたたずみ、ビバは奪い取った蔓草をむしゃりむしゃりと食べ尽くしたのでした。

その様子を見ていたわけでありませんが、聞いただけでゾッとするようなビバのお手伝いに、ますます身の引き締まる思いをする私でした。