黒糖の食べ方1

黒糖の食べ方2

美食家


シルとビバが初めて黒糖を食べたのは今から3年前のこと。
外乗のお客さんが、みんなに黒糖を食べさせてくれたのです。
我が家では当時黒糖は食べさせておらず、どうかな、と思ったのですが、ビバとハクは美味しくいただき、シルは吐き出しました。

それから3年。

今では毎朝一粒、お仕事前に食べているウマコたち。

それぞれにこだわりの食べ方があるようで、ビバはじっくりじっくりと口の中で黒糖を転がしながら甘みを堪能。
シルは溶かし終えると単管の柵を舐め、まるで鉄の渋みと甘さのマリアージュを楽しむかのような動作を繰り返すのです。

そしてハクちゃん。
彼は黒糖を口に入れたその瞬間、水桶に顔を突っ込み水を飲む。
そして黒糖が溶けるまで顔を上げず、口内で砂糖水を作り続けるのでした。