サラの教え1
サラの教え2
ビッグとサラの定期的な訪問求む!

昨日紹介したサラベツオウ、通称サラがボスと出会ったのは、ボスが10歳のときでした。
乗馬を始めたばかりのボスはサラにとことんなめられ、跨がれば振り落とされていたと言います。
このわずか2ヶ月後にはボスは障害を飛ぶまでになるのですが、その成長にともないサラとの絆も深まっていったのです。

そして成人して東京でテレビマンになるまでの間、彼はサラを始めとする多くの馬たちと映画や神事に携わったのでした。
ちなみにボスが夢見た白馬の白雪姫は、ちょうどボスが乗り始める頃に老衰のためお空へ。でも、演技もする超絶頭のいい馬だったらしく、その演技は『仮面の忍者 赤影』でも大いに披露されていたようです。

さて、サラの話に戻しましょう。
ビッグとビバ、シルを我が家へ迎え入れるにあたり、ボスは毎日のようにお空のサラに話しかけていました。
我が家へ来るまでの間に、彼らに人と共存する心得を教えてもらいたかったのです。
その教えは元幼稚園職員だったおじさんビッグにはものすごく響いたのでしょう。
生きている間彼は、経験の浅い若馬であるビバとシルの先導役としての役目を見事に果たしてくれました。

そしてビバ。
彼はサラから賢さとボスと絆を結ぶことを学びました。
そしてシル。
彼女は人懐こさと素直さを学びました。

今でもサラは、ビッグを引き連れて時折牧場へやってきている気がします。

ただ、なんとなくですがその教えの大半はビバとシルの中で都合よくアレンジされているのだろうなぁ、とも思うのでした。。。