シル起きない1
シル起きない2

シルのために
おかわりしてくれた…… 

今年の秋は暖かな日が続き、連日絶好のお昼寝日和でした。

お昼ご飯の後は必ず横になって寝るシルも、いつにも増して爆睡できたようで、お客さんが入ってきたのも気づかないことも。
それでも鬼のひと声で飛び起きて、お仕事をこなしていたのですが、ある日わたしが起こしても起きなかったため、放っておいたのです。
のんびりとした平日で、ビバもハクちゃんも部屋の中。
エサやり体験係は十分足りています。

お客さんも、あまりにも気持ち良さそうに寝ているシルを見て、そっとしておいてあげようと優しさを発動。

シルが夢の中にいる間、ビバもハクちゃんもニンジンをもらって大はしゃぎ。

さすがに楽しげな様子を怪訝に思ったのでしょう。
ゆっくり首をもたげると、ハクちゃんがニンジンを食べている姿がシルの目に飛び込んできました。

その途端慌てて飛び起き定位置にスタンバイしましたが、すでにニンジンはビバとハクちゃんのお腹の中。
柵から顔を出して必死にアピールするも時すでに遅しだったのです。

これでまた、彼女が成長してくれたらよいのですが、おそらく来シーズンも安定の爆睡女王の地位を保持することでしょう。