ビバとシベリアンハスキー1

ビバとシベリアンハスキー2

絶対会話してた
放牧中、外乗中、ウマコたちはいろんなワンちゃんたちと出会います。

初めて馬を見るワンちゃんはたいてい
☆腰がひけてる
☆飼い主とウマコを交互に見る
☆吠えまくる
☆ダッシュする
このいずれかをします。

他にも車の中で留守番中(11月だったので熱中症等の心配はない季節かと)の小型犬が外乗中のウマコに驚き、クラクションを鳴らしまくった、なんてこともあったり、ワンちゃんたちの反応は実におもしろい。

これまでに、リードが外れてしまい、牧場の中に飛び込んできてしまったり、ウマコの下に潜り込んでしまったりというアクシデントもありましたが、ウマコたちが動じないためいずれも大事にはならず。
柵越しに小型犬をビバの目の前に差し出そうとしたときはさすがに焦りましたが、今のところワンちゃんたちとは良好な?関係を保っています。

そんな中、先日ほのぼのとする出来事がありました。
厩舎の掃除中、外の繋ぎ場にいたビバの目の前に、シベリアンハスキーが現れたのです。
初めて馬を見るのでしょう。
両者見合ったまま一向に動かず。
飼い主がリードをひいてもシベリアンハスキーはテコでも動かず、おすわりをし始め、しまいには後ろ足を後方に投げ出し伏せをしたのです。
こうなると飼い主も気が済むまで放っておこうと思ったのでしょう。
リードを引くのを諦めたのですがそこからが長い。
ふたりおそらく10分以上は見つめ合っていたでしょう。
それはまるで心の会話をしているようで、誰にも邪魔できないふたりだけの世界が築かれていたのです。

ただ、なんとなく二人の顔が似ていて、内心おかしくて仕方がなかったのでした。