ビバ初仕事1

ビバ初仕事2
集中力ハンパない
 
馬は乗り手のバロメーター。
とくにビバは乗り手のメンタルに強く影響を受けます。

不安や恐怖などのネガティブな気持ちだけでなく、力みすぎてもダメ。
これはきっと、力みの裏側にある自分(ビバ)に対する不安を感じ取ってしまうからなのだと思います。

なので不安や恐怖を抱いていても、乗り手自身がそれを自覚し、勇気を出して乗ってみよう、上達しようと前向きになればビバは協力的になります。

要は乗り手が自分自身の気持ちとどう向き合うかが重要なのです。

そしてビバをもっともうまく乗りこなすのは実は子供かもしれません。
恐れを知らずひたすら乗りたい!楽しみたい!馬大好き!可愛い!と純粋に思っている子供は最強です。
とはいっても駈歩したり巧みにコントロールする、という意味ではありません。
ビバが落ち着いて乗り手の指示に耳を貸し、微かな力でも感じ取ろうと忖度するのが、そんな子供に対してなのです。

うちでは本格的なレッスン以外にプチレッスンというお試しレッスンを行なっていますが、そんな子供に対してビバは一生懸命動いています。

逆に不安のオーラが視えてしまう人が乗ればビバの緊張感も半端ないことになるので、その場合はハクちゃんの出番となるのです。

昨日紹介した新年初仕事でビバをモフりまくった小学校低学年の子供もプチレッスンでした。

ポジティブの塊のその女の子は実に上手にビバを動かしていました。

そんな様子を見ていると、乗馬にはメンタルってやっぱり大事なんだなぁと実感します。
メンタルは弱くてもいいんです。それはいたみを知っているということで、他者に対して優しくなれるから。
肝心なのはそんな自分を認めて一歩踏み出すこと。なのかなぁと思う今日この頃なのでした。