ひき馬中に居眠りをする、という特技を持つハクちゃん。
人を乗せたまま足カックンさせたりするので、眠たそうにしている時は注意が必要です。

そんなハクちゃんですが、さすがに雪深い悪路では意識をはっきりさせて歩くだろうと思いきや、相変わらず人（馬）まかせ。

脚もきちんと上げないのでちょっとした段差でつまずき、さらに凍っている道を避けるよう進路変更しても、わざわざ氷の上にのって滑ります。

要は自分の意志でちゃんと歩いていないのです。

常に前を歩く人や馬のあとをただくっついているので、歩きながら居眠りするなんていうことが出来るのでしょう。

だからハクちゃんを連れて悪路を歩くときは、いつも以上に目を光らせて悪路をよけ、意識をはっきりさせるためにずっと話しかけています。

そんなハクちゃんを見ていると、少なくともリーダータイプではないし、野生馬だったらすぐオオカミたちに狙われるんだろうなぁとうすらぼんやり思うのでした。