乗る人の力量をみて1
乗る人の力量をみて2

やりたい放題
 
ビバは仕事モードに入ると顔つきが変わります。
そして、自分が今何をすべきなのか、考えるのです。
なので、ビバには必ずこれから何をするのかを言葉で伝えます。
すると彼は、上に乗る人の力量に応じて対応を少しずつ変えるのです。
たとえば小学校低学年の子がレッスンする場合。
どんなに小さな動作でも、どんなに弱い力でも、ビバは微かな合図をキャッチして、曲がったり止まったりします。

ただし、ビバは乗る人の恐怖や興奮、必要以上の気合もキャッチしてしまうので、誰も彼もがビバに乗れるわけではありません。

その点ハクちゃんは、どんな人でもほぼ動じず乗せることができます。

それでももちろんビバ同様、乗る人の力量をよく見ています。

そして力量によっては、おサボりモード全開に。
動かなくなる、立ち止まって草食べる、乗せたまま帰ろうとするのです。

ここでやりたい放題にさせてしまったらその日の勝負はハクちゃんの勝ち。

これは単に乗る人の技術力が不足しているのではなく、気持ちにスキがあるためされてしまうのです。
なので、初心者の方でもきちんと「NO」と伝えると、始めは抵抗しますが3〜4回目で観念します。
そしてそのあとはものすごくお利口さんになるのです。


馬も人も千差万別。
個性って本当おもしろいなと思うのと同時に、乗馬をすることで人は自分の性格を知り、足りないものに気づき、精神的にも鍛えられるのだろうなと思えて仕方がないのでした。