ハク叱られる1
ハク叱られる2

半日経てば元通り♪
ハクちゃんは、しばらくの間わたしばかりがお手入れをする日が続くと、調子に乗り始めます。
足をスッと上げなくなることがあるのです。
声をかけるわたしの顔をじっと見つめ、足上げを拒むのです。

そんなときはドスの効いた声で短く強めに「アシ!」と声をかけます。
または水洗いのときは足を素直に上げるので、繋ぎ場所を変えて気分を変えてやります。

いずれにしてもボスが手をかけないことで、おちゃらけムードのハクちゃんが出来上がるのです。

そんなおちゃらけハクちゃん絶頂期のときでした。
月に一度の削蹄をするため、ボスが足上げの指示を出したのです。
ところがチャレンジャーハクは足上げを拒むではないですか。
ボスの顔をじっと見つめ、「はぁ?」みたいな顔をしたのです。

案の定雷が落ちました。

わかりやすいほど落ち込んだハクちゃんが復活したのはずいぶん時間が経ってからのこと。
元気のない様子を見て、馬も落ち込むことがあるんだなぁと心のメモ帳に書き留めたのでした。