ビッグ弱いふり1
ビッグ弱いふり2

身の丈をわきまえている
かつての女帝もなりをひそめ、今ではすっかりビビリな女のコに、なってしまいました。
幼いビバを蹴りまくり、ビッグを従えてハクをいじめ倒し、ビッグをサンドバッグにし、好き放題だったあの頃は、ビバの成長とビッグの旅立ちと共に徐々に変化していきました。

さて、ビバとの戦いというとやはり思い出さずにはいられないのがビッグです。

彼は体は小さくても心は漢(オトコ)。
何倍も大きいビバに喧嘩を売られれば逃げることなく買っていました。
ときには前脚を立ち上げることも。ただし馬栓棒越しですが‥‥‥。

そんなビッグですが、なぜか私たちの姿を見つけると態度を一変させるのです。
急に被害者面になり、ダッシュでこちらに逃げてきて匿ってもらおうとします。
人の手を借りなければビバには勝てないことを知っている。
身の丈をよぉく理解しているビッグを見ていると、うちに来るまでの間いろいろあったのだろうなぁといろんな想像をしてしまうのでした。