ビバがハクの部屋 ハクがシルの部屋1
ビバがハクの部屋 ハクがシルの部屋2


因果応報‥‥‥
うっかりビバを先に離してしまった帰り道。
案の定ビバは迷わずハクの部屋は入るとごはんをむさぼり食い始めました。

あとから走りながらそれを見たハクは、これまた迷うことなくシルの部屋へGO。

以前なら自分の部屋の前で右往左往していたのに、今ではすっかりビバに部屋を占領された時なら対処法を編み出していたのです。

当然シルは入れません。
かといって唯一空いているビバの部屋には入る勇気もなく、仕方なく厩舎の前で佇んでいました。

ビバは完璧な確信犯です。
これは叱られて当然な案件なため、ボスのカミナリが落ちたのですが、その途端にビバとハクは自分の部屋へ飛び込み、さも最初からいましたけどなにか?の顔で正しい自分のごはんを食べ始めました。

とまあここまではいつも通りだったのですが、問題は何を食べたかです。
この日はいただいたニンジンをそれぞれごはんの草の上に置いてあったのですが、ハクちゃんのニンジンはすべてなくなっていました。

そうです。ビバは走りながら今日のごはんは何かを見極め、ニンジンだけに狙いを定めてものすごい速さで胃袋の中へ収めたのです。

一方シルの部屋は入っていたハクは、シルのニンジンはちゃんと残してありました。

これはもうワルを通り越して大ワルです。
このままでは味をしめたビバは、また同じことを繰り返すでしょう。
ここは因果応報ということで、ビバからニンジンを没収してハクの部屋へ戻したのですが、身に覚えがありすぎるのでしょう。
ビバは怒りませず甘んじて受け入れていました。

さて、ここで終わりになるはずもなく、当然ハクからもシルの部屋で食べた分草を没収です。
え?みたいな顔していましたが仕方ありません。

結局悪事を働いても我が身に返ってくるということを、どうか理解してほしいと母は願うのでした。