今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

2020年12月

ハク一周1
ハク一周2

馬の知能は人間の3歳児レベルだと言われていますが、人間でもいろんな3歳がいますよね。
それと同じで、同じ馬でも賢いコもいればそうでもないコがいるようです。

我が家のビバの賢さはピカイチ。
物覚えの良さ、理解力、推察力、洞察力……あらゆる知能が長けていると「わたし」は思っています。
実際、日々かける言葉はだいたい理解しており、掃除中「どいて」と言えば体をフッと離してくれるのです。

さて、ビバ自慢はさておき、問題はハクちゃんです。
我が家の雨の日の掃除とお手入れは、ビバ以外はノーリードで行います。
それ自体はまったく問題はなく、足上げも素直に応じてくれるのです。

ただ、ときどき掃除の邪魔になり、ボスに「どきなさい」と言われるのですが、後ろを向くまではいいのです。そのままクルリと回転して、振り出しに戻る。
それを繰り返すため、ものすごく叱られるのでした。 
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「人の話し聞いてるかい?」
「…………(-_-)zzz」
 

ビバタ睨まれる1
ビバタ睨まれる2

我が家のウマコたちのヒエラルキーは

ビバ>シル>ハク

なのは一目瞭然。
以前はシルがトップでしたが、大人になったビバが昨年激闘の末No.1を勝ち取りました。

で、そこに人が加わるとどうか、というと。。。

ボス>ビバ>シル>ハク

え?わたしはどこかですって?

どこなんでしょう。。。
本来であれば

ボス >わたし>ビバ>シル>ハク

であるべきなのでしょうが、ビバがわたしをどう位置づけているのかがいまいち不明というか自信がありません。

その理由は、お手入れを始めると、わたしとボスとであまりにも態度を変えるから。
わたしの場合はウニウニウニウニウニウニと始終落ち着かない様子。
口遊びをしたりロープをくわえたり、そのたびに叱るのですがいまいち効果は薄く。

先日の朝のお手入れのことでした。
裏掘りといって、足を上げさせてヒヅメの裏の汚れを道具でかき出すお手入れがあるのですが、いつもなら足をトントンとたたくだけでスッと該当する足を上げるのが、その日はやる気のない様子で、いつまでも体を揺らしながらウニウニしていたのです。

さすがのわたしも「いい加減にしなさい」と叱ったのですが、その直後にピッと足を上げたではありませんか。

「そうか、わたしの叱り方が今まで中途半端だったんだな」そう思い、足を上げたまま止まっているビバを褒めながらふとビバの視線の先を見ると、仁王立ちしたボスが至近距離からビバを睨んでいました。

わたしじゃなかったんです。わたしじゃなかったんです!!!
ビバはボスに睨まれたのでお利口になっただけだったんです。

人に対しても馬に対してもあまり上手に怒ることができない自分の性格を、この日改めて実感すると同時にどうにかしなければならない課題がまたひとつ増えたことを痛感したのでした。
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ボスと一緒だと超できのいいコになるのです
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「起きろ」わたしの声を合図に
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倒れ込み寝ます。。。


 

シルかたいもの食べられない1
シルかたいもの食べられない2

我が家のごはんは朝と晩は牧草などの生草。
そして、営業のあるお昼はヘイキューブといって、乾燥させた草を圧縮したキューブ状のごはんを少量の水でふやかしてあげています。
ただ、ふやかし具合が足りないと、体の小さなシルちゃんは固くて食べられないらしく、ごていねいにも桶の外にそれらを出してしまうのです。
なので彼女のごはんはとくに、固さにはとても気を使うようにしています。

ただ、常々疑問に思うことがあるのですが、シルちゃんはときおり木の枝をポリポリとかじって、それを確実に食べているのです。
どう考えても木のほうが固いしなによりも草が原料のヘイキューブのほうがおいしいはず。

なので最近は、大量に桶の外に運び出され砂にまみれたヘイキューブをぼんやりと眺めながら、もしかしたら彼女はヘイキューブがそこまで好きじゃないのかもしれない、と考えるようになりました。
ハクちゃんと違い、食に対してそこまで貪欲ではない彼女らしいな、と微笑むわたしの横で、「贅沢なウマだ」とボスがつぶやいています。
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あたしにだって好き嫌いがあるのよー
※お見苦しい口内ですみません。。
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「なんでもおいしく食べなきゃだめなんだぞ」
「……………イヤ」

 

ハク怒れない1
ハク怒れない2
いーんです!怒れなくてもいーんです!
怒れる人に代わりに怒ってもらいましょう!
それでいーんです!
  
ということで、今回は怒るのがへたっぴなハクちゃんのお話しです。
我が家は牧場から馬小屋へ帰るとき、ノーリードで帰るということは前回お話ししましたが、
ウマコたちにとってなによりも楽しみなのは「ごはんタイム」。
なので、一日お仕事をして家へ帰るときがもっともウキウキしているのです。

そして、だれよりも食べることが大好きなハクちゃんもまた、リードを外すと一目散に自分の部屋めがけてダッシュしていきます。

ただ、ときどきハクが驚愕の表情を浮かべて自分の部屋の前でうろうろとしていることがあります。
どうしたんだろうと様子を伺ってみると、なんていうことでしょう。
シルがハクの部屋に入り悠々とごはんを食べているではないでしょうか。

その隣の自分の部屋にはちゃんとシル用のごはんが置いてあるにもかかわらず、です。

これがビバだったら大ゲンカが勃発。
そもそもビバの部屋にシルが入ることは決して無いのですが、ハクのことは下に見ているのでしょう。
明らかにわざとハクの部屋に入り、ハクのごはんを食べているのです。

その様子をハクはただただ悲しそうな顔で見つめるだけ。
ただ体は右往左往と揺れているでどうにかしたいのは明らか。

でもちゃんと怒ることができないので、最終的には人力でシルを強制退室させ、ようやくハクちゃんは安心した様子でちょっと少なくなったごはんにかぶりつくのでした(このあと増量しています)。

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もっと強面になればいいのだろうか。。。
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ちっちゃなおっさんにもケンカ売られてた。。。













ビバのパーソナルスペース

ウマと接していると思うのですが、ほとんどのウマがベタベタとしたスキンシップはあまり好みません。
中にはシルのようにベタベタと人にひっつき回る特異なコもいますが、 ある一定の距離感を保っていたほうが安心するようです。

 さて、我が家のビバの場合ですが、彼はものすごくパーソナルスペースを重んじます。
なので、人に対してもウマに対しても、一定の距離感を保つことを求めます。
かといって人がキライ、ウマがキライ、というわけでは決してありません。
ただ、執拗なスキンシップは望まず、どちらかというと彼はこちらが思っていることを察する力、感じ取る力に長けているので、ときにわたしは念力やテレパシーを使うことを強いられるのです。

そんなビバですが、ちょっと困ったことがあります。
それは、「ボクのものはボクのもの。他のウマコたちのものもボクのもの」 というジャイアン気質。
その犠牲となるのがほぼほぼハクちゃん。
ハクはビバの性格をわかっているので距離感を保つし、決して彼のパーソナルスペースを侵すことはありません。
ただ、ビバがズカズカとハクの パーソナルスペースに踏み込み怒るのです。
はっきり言ってむちゃくちゃ理不尽です。

平和主義のハクはスタコラ逃げるのですが、飼い主としてはどうにかしなくちゃなあと頭を抱えるのでした。 
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ギリギリの距離感。じわじわと端に追われるハクちゃん。。。

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ボクの部屋はボクだけのもの

 

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