今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

2021年02月

ハクちゃん詰める1
ハクちゃん詰める2

今でこそ穏やかでぽややや〜んとしたハクちゃんですが、我が家へ来た当初は警戒心たっぷり。
しかもかなり自由に暮らしていたため、人を乗せるのもイヤ、お仕事ってなんですかー状態。
表現が乱暴ではないだけで、我が強く、ふとしたことでイヤイヤが発動。
その気持ちを「にらむ」「体を押し付けてくる」この2つで伝えてきていたのです。

さて、この伝えかたですが、にらむ、は問題ありません。
むしろこの後に何かがあるかも、という信号なのでにらむことで気持ちを伝えてくれるのことは悪いことではないのですが、問題は「体を押し付けてくる」です。

当時はひどかった。。。
足の裏掘りをしたくない、ブラッシングしてほしくない、などなどことあるごとにわたしを確実に壁に向かって押してくる。
それも力加減が容赦ないため、地味に苦しい。

400キロ弱の巨体を体全体で受け止めながら「死ぬかも」と何度も思いました。

今では「そんな時期もあったよね」と笑って話せるようになりましたが、それでも時々イヤイヤが発動。
体を寄せてくるのですが、昔と違うのは体を押し付けてこない、ということ。
寸止めで止めて、嫌という気持ちを伝えるようになりました。

ハクちゃんなりの気遣いなのかな、と嬉しく思う今日この頃。
あれ?これって喜んでいい成長だよね?
と首を傾げてしまうのですが、それでもやっぱり嬉しい成長だと思っています。
 

ロープの意味なし1
ロープの意味なし2


遊園地の中に敷地があるフロンティアでは、お客さんスペースと放牧スペースをロープで分けています。
ただ、我が家のウマコたちにとっては、なぁんも意味ないロープらしいのです。。。

'シルいじける1

シルいじける2


我が家の紅一点シーちゃんは目の中に入れても痛くない姫なので、大抵のことは許してしまいます。
というお話は先日しましたが、
エスカレートするとたまにおイタしすぎることも。
「○○してほしい」という要求を時々甘噛みで表現するため、その時はかなり叱ります。
甘噛みでも馬の力は果てしない。
フロンティアはふれあい牧場でもあるため、そこはビシッと怒ります。

叱り方はいたってシンプル。
めちゃくちゃ怖い顔で「コラ」と言うのですが、普段全くと言っていいほど自分には怒らないわたしが怒るのでものすごく驚くらしく、愕然とした表情を浮かべながら逃げ、しばらくの間は呼んでも遠いところでおしりを向けたまま佇んでいるのです。

ビバには全く効かないのにシーちゃんにはちゃんと怒っていることが伝わるのです。

ただ、その様子を見ていると、なぜかわたしがとてつもなく悪いことをしてしまったような気持ちにさえなり、かえってものすごく面倒くさいことになるのでした。
 

 ビバ戻る1
 ビバ戻る2

フロンティアではビジターレッスンも行っており、
「遊園地に遊びに来たらまさかの馬がいた!」
「クラブに入会してみたいけどいきなり入るのは躊躇する」
などなどささやかな理由から一大決心をして来られる方まで、実に様々な方がレッスンをされます。
レッスンには大抵ビバが出動するのですが、その理由は日本語を理解しているため
忖度をするから。

どういうことかというと、力が普通にある大人の方でも、自信がなかったり躊躇しながら「どー」と声かけて手綱を引いても止まりません。
かといって速く歩くなど意地悪もしませんが、まるで何も上に乗せていないかのような表情でゆっくりと進んでいきます。
それなのに、小学校低学年の小さな女の子でも、「絶対止める!」と強い意思を持っていれば、たとえか細い声で「どー」と言っても、か弱い力で手綱を引いても「ピッ」と停止するのです。

すなはち、ビバを言う通りに動かせない人には
「指示に迷わないこと」
「力だけでいうことを聞くものではないこと」
「堂々とすること」
などに気づいていただけ、ビバを動かせた人には大きな自信をお土産に帰っていただけるのです。

またうちはレッスンのほか、15分からフリー乗馬もできるのですが、力みすぎるとそれはそれでビバにエンジンがかかってしまい力比べの状態になってしまいます。

これはフロンティアをオープンする以前のわたしもそうでした。
御殿場でカウボーイマウンテッドシューティングの競技に参加していたのですが、当時は今よりも全然技術もありませんでしたが、ただ気合いだけは十分ありました。
そして、本番ではとにかく駈歩で走行してカッコつけたかったのです。

なので練習の時は動かない(動かせない)馬でも、本番ではわたしのエンジンが全開なので、気合いが馬にも伝わり、すんなりと駈歩発進が出せるのです。
もっとも馬自体、今日は競技の日だとわかっているのでしょうが、それでも恥ずかしがったり戸惑っていては馬も動きませんし動いてもちんたらちんたら歩くだけ。
だから、少なくともわたしの気合いは伝わっていたのだと思います。

話が脱線しましたが、我が家のビバに話を戻しましょう。
彼はものすごく感受性が強いので、心の中で「そろそろ駈歩だそう」なんて思ったらすぐに伝わってしまいます。
この感受性の強さはわたしが今まで会ってきた馬たちの中でも群を抜いて強い。
なので、上記のお客さんのように力みすぎるとビバのエンジンが瞬く間にマックスになってしまうので、なるべくニュートラルな気持ちでいることを心がけています。

ではハクちゃんはどうか、というとビバとは真逆で、彼こそ気合いが必要です。
思う通りに動かせず「あ〜」なんて一瞬でも思ったらハクちゃんの思う壺。
動かなかったら「はあああっん」と唸り声を上げてあからさまな気合いを伝え、こちらの揺るぎない意思をまっすぐに伝えないと彼には伝わらないのです。
なのでハクちゃんはひき馬でのレッスンならまだしも、フリー乗馬はよほど乗れる方でないと大抵の場合自信喪失してご帰宅いただくことになるためあまりおすすめはしていません。

同じ馬なのにこうも違うのかと思うと同時に、うちは3頭しかいないのに似たようなコがいないのが面白くも思うのでした。

ゴミ箱1
ゴミ箱2


我が家のウマコの中でいちばん好奇心が旺盛なのがシル。
目に入るもの全てが気になるようで、限界まで首を伸ばしてその気になるものをくわえます。
まさかここまでは届かないよね、というところまで届くので油断できません。

さて、先日冬用のブーツを脱いで掃除用の長靴に履き替えたところ、シルがわたしのブーツをくわえて喜んでいました。

足首のところがモフモフしているデザインなため、シルがくわえるとそのモフモフがよだれでベチョベチョになってしまいます。
シルの口からブーツを奪還し、ちょっと離れたところに置いたところ、しばらくすると再びくわえようと首を伸ばしているではありませんか。

しつこいなあと思いながらまたブーツを奪い返し今度は絶対に口の届かない場所に置いておき掃除を続けたのです。

そして掃除が終わり、長靴からブーツに履き替えたところ足の裏に何やら冷たいものが。
虫かなんかか!と慌てて脱ぎ中を覗くと、緑色の塊が。
良く見ると、噛みまくってよだれでベチャベチャになった草の繊維の塊でした。

どうやら腹いせに(かどうかわかりませんが)シルちゃんが中にペッと吐き出したようです。
以来置き場所には気をつけるようにしているのですが、広い馬小屋ではないためその後もしつこくシルに物を奪われるのでした。
学習しろよ、わたし。
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上部に見える緑の塊がブーツに入っていたブツ。

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