今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

2021年02月

長文はわからない1
長文はわからない2


わたしはよくウマコにしつこいくらい話しかけます。
おかげでボス以外の人間と会わない日が続いても、口が回らなくなることもなく、むしろ饒舌かもしれません。

さて、ウマコに話しかけること自体は悪いことではなく、むしろ良いことだと思っているのですが、ついついやりがちなことがあるのです。

それは、本来「短く明確」に出すべきである指示を、長々としてしまうのです。
どういうことかというと、通常我が家では足の裏(ひずめの裏)の汚れを道具を使って掘り出すお手入れをする際、「足」と声をかけて、わたしの場合はそれと同時に足をトントンと2回軽く叩いて合図を出します。
そうすると皆、ピッピッと足を上げてくれるのですが、特にハクちゃんに対しては、「今日はいいお天気だねー」から始まり長々と話しながら「じゃあ足しようか」と指示出しをしてしまうのです。

考えてみればそんな長文の中で「足」の指示を出してもわかりっこないですよね。

ただ、それに気付きながらも「もーいつもできてるじゃんー」とまたしても長文はで話しかけてしまうので、永遠にお手入れが終わらないのでした。

いいかげん学習しよう、わたし。。。 
 

飲んだ1
飲んだ2
飲んだ3



1歳4ヶ月で我が家に来たビバは、おそらく日本語をわかっています。

動物と暮らしている方あるあるでしょうが、うちもよくウマコたちに話しかけています。
以前馬と会話ができるという海外の方の本を参考にジェスチャーでの会話を試みたことがあるのですが逆ギレされてしまい、結果、これまで通り日本語で話しかける方が通じるという結論に達したわけです。

ビバが日本語を理解していると思うそのわけは、漫画にあるようヒソヒソ話しているはずの会話をしっかりと聞いていて、実行に移すから。
おそらくこの4年間何度も同じ単語を聞いているので水を飲む、どいて、ごはん、お仕事、レッスン、外乗などの言葉を覚えているのでしょう。 

何よりも乗馬のお客さんが来ると、何も言わなくても牧場の馬小屋の出口に待機して、こちらが来るのを待っていてくれるのでありがたい!

ギューっと抱きしめてグリグリしていいこいいこを思いっきりしてチューってしたいのは山々なのですが、それをするとイヤがるのでグッと我慢して、お仕事が終わったらおやつをあげるのでした。 

 倒される1
 倒される2
倒される3
倒される4

昨年の夏のこと。
営業が終わり、しばしの放牧タイムを終えてから、ビバとハクを一緒に馬小屋へ連れて帰ろうとしたある日の夕方のことです。

まずビバをリードで繋ぎ、その後ハクちゃんも繋いで歩き出したその時でした。
ハクがわずかにビバを追い抜いたのです。
その途端、電光石火の如く速さでビバの刃がハク目掛けて向けられました。
「あ!」と思った瞬間ハクが叫び声をあげて立ち上がり、その後のことはよく覚えていません。

気付いたらわたしは横たわり、ビバとハクに見下ろされていました。

わたしはハクのリードを離さなかったため、彼が立ち上がると同時に宙に浮き、そのまま落下したのです。

ここで慌てたらだめだと思い、何食わぬ顔で立ち上がり、「行こうか」と平常心を装いながら声をかけて歩き出したのですが、気のせいか、それから数日の間はハクの態度がどこかよそよそしく、もしかしたら最下位のポジションを譲ろうと目論んでいたのではないかなと思うのです。

きっとハクちゃんは、自分がわたしを倒した、と勝手に脳内変換していたのかもしれません。
動物たちとの暮らしは可愛い!愛おしい!だけじゃぁ身が持ちません!
こちらのちょっとした行為でこれまでの関係性は簡単に変わる可能性もある。
常にウマコたちにとって頼れる存在であるにはどうあればいいのか。
これがわたしにとっては永遠の課題なのです。

結局いつの間にか私とハクは、いつもの関係性に戻りましたが、ただ、最近ふとこの日の出来事を思い出すとどうにもげせないことがあるのです。
それはビバのこと。
その後も態度の変わらなかったビバは、やはりわたしのことを下に見ているのかも、とそちらの方が気になって仕方がないのでした。

 

怖いは伝染する1

怖いは伝染する2


我が家のウマコたちは本当によくボスに叱られます。
 とくに食事前。

待ちきれず部屋の後ろにある鉄柵を咥えてバビーンバビンしてしまうビバ
↓バヒンバビンとは、こちらをご覧いただけ」ば。。  
怒られるビバにビビり何も悪いことをしていないのに速攻逃げるハク、

そしてなすすべもなく固まるシル。

皆ビバが叱られたのを見て勝手に伝染し、
驚愕の表情を浮かべて逃げ惑う。
一気に馬小屋は阿鼻叫喚な修羅場とかすのでした。。。
 

待たれる1
待たれる2
待たれる3



東京から富山へ移住して今年で5年目。
初年度は最近にない大雪に見舞われ、雪国の大変さを身にしてみて感じていましたが、その次の年も翌年も雪は大したことなく、余裕じゃんと思いながら過ごしていたのです。
それが今年の豪雪!

いかに大変だったかはニュースでも言い尽くされたので割愛しますが、馬小屋に訪れる動物たちも大変だったようです。

大雪が降った朝、掃除のため馬小屋へ行き、シャッターを開けた途端、どこからともなくスズメたちが飛んできて、馬小屋へ入り出したのです。

普段はこちらを警戒して決して近くには寄ってこないのですが、そんなこと言っていられないほど寒かったのでしょう。
中へ入ると数匹ずつ身を寄せ合い、所々にふくらスズメの塊を作り始めたのです。
驚かせないようそっと掃除をするもののそうはいかず、出て行ってはまた入り、を繰り返していました。

ただ、掃除が終わればまたシャッターは閉めます。
開けておいてあげたいけれどもそれではウマコたちが寒い。
仕方なく閉めて帰宅したのですが、その後も雪は降り止まず。

除雪しても除雪しても降り積もるため諦めるしかありませんでした。

お昼ご飯、晩御飯とあげ終わり、そして次の日馬小屋へ行くと、シャッターの前に置いてあったケースとシャッターの間でスズメが凍えて冷たくなっていました。
ケースの際まで体を寄せていたので、せめて雪を避けようと思ったのでしょう。
でも雪は夜中も吹雪のように降っていたので、ほぼ雪に埋もれた状態で見つかりました。

居た堪れない思いでその日から、朝晩と馬小屋の前にお米をまいておくことにしたのです。

最初の頃は警戒して、わたしがいなくなってから寄ってきていたスズメたちですが、今ではわたしが行くとどこからともなく飛んできてチッチと鳴き、いつの間にか馬小屋の前で待機しているようになりました。

さすがに近づくと飛んで離れてしまうのですが、近くで様子を見ているのです。

お米をあげる行為が正しいのかなんてわかりません。
この行為がスズメたちの自然界におけるリズムを狂わせてしまう可能性もあります。
でもわたしが選んだ対応を受け入れるかどうか選ぶのもまたスズメです。
お米ならわたしでも継続できるので^^;

こうしてわたしは朝、馬小屋へ行く楽しみと喜びをまたひとつ獲得したのでした。



 

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