人に悩みや日々の気持ちを吐露できないタイプなわたしは、ウマコたちと暮らし始めて一年位たってからでしょう。
ブツブツブツブツ話しながら作業をするようになりました。
なんとなく発散になったんですね。それにウマコたちに聞いてもらってるような気持ちになっていたんです。
それに味をしめたわたしは、ちょっとした出来事にも過剰に反応し、ウマコたちに癒しを求めるようになっていったのです。
とはいうものの、我が家は「シルちゃんしか見てないビッグ」「最年少なのに偉そうなビバ」
「わがままな女王さまシル」「相談相手にはならなそうなハクちゃん」しかいません。
なので、唯一わたしが吐露できるのはシルちゃんなのです。
なぜかというとお尻が豊かだから。
あのお尻に抱きつくと、すべての嫌なことを忘れられそうなくらい幸せな気持ちになるのです。
シルは馬には厳しいですが、人に対してはお尻に抱きつこうが耳の穴に指を入れようが、鼻の穴をビヨンビヨンしようが何しようと受け入れてくれる菩薩のような馬なのです。
ただ、わたし自身そこまで大変じゃない時に、シルに癒しを求めると、全力で逃げられます。
決して目を合わせず、斜めに見ながら距離を空けていくのです。
その代わり、本当に凹んだとき。
そんなとき、力を失いへたり込んでいると、いつの間にかそっとそっと背後に来てくれて寄り添ってくれる。
それがシルなのです。自慢の娘なんです。
以上、重ね重ね娘の自慢でした^_^