今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

2021年03月

ハクの逆襲1
ハクの逆襲2
  ささやかすぎて泣けてくる!!!

日々やられっぱなしのハクちゃんですが、観察していると彼なりに逆襲をしているようです。
ジッとビバとシルの様子を注視し、彼らが遠く離れているのを見計らってそれぞれの部屋に忍び込み、ささやかな悪さをする。

あまりにもささやかすぎて、逆にわたしだったら微妙にイラッとする仕返しの仕方に思わず苦笑してしまうのでした。

 

オープンの思い出1
オープンの思い出2


2017年3月16日。
ふれあい牧場フロンティアがオープンしました。

そして2021年3月20日の今日。
ふれあい牧場フロンティア5年目の今季スタートです!

思い起こせば5年前のオープンは本当に大変だった。
なにが大変かって「遊園地で接客」だったから。

☆接客をしたことがない 
☆人見知りが激しい
☆子供に慣れていない
☆遊園地にあまりいったことがない

じゃあなぜ遊園地?というくらい不適合者の烙印をたくさん持っていたため、ガチこちに緊張した状態でなんとかオープンを乗り切ったのでした。

そもそもなぜ遊園地か、というと。
富山県で牧場を開ける場所を探していた私たちに協力の手を差し伸べてくれたのがミラージュランドさんだったから。
ミラージュランド内の土地(正確に言うと市の土地)を我が家が借り、牧場を開くことができたのです。

もともと人が集まる場所なので、当然オープンからものすごい数の人が来てくれました。

普通に考えればどれくらいの集客になるかなど想像できていたはずなんですが、緊張と浮かれた気持ちとでずっと興奮していたんでしょうね。
東京での仕事も抱えたままオープン準備をしていたのでそこまで想像が至らなかったのでした。

というわけでなんとかひと月過ぎた頃には、ビッグサイズのトレーナーから出ている手の先とキャップのツバで守られていた額を除いた顔全面と首が松崎しげるさん状態に。
耳にいたっては真っ赤に腫れ赤いを通り越してどす黒く変色していました。

疲れ果てていたためまともに鏡も見ていなかったので、久しぶりに見た自分の姿に愕然とし、さめざめと泣いたものです。

それから丸四年。
徐々にですが接客にも慣れ、声も少しは大きく出るようになり、本日5年目を迎えることができました。

これもひとえにボス、ミラージュランドの皆さん、友人、大家さん、ご近所の皆様、そして東京で見守ってくれている両親の応援のおかげです。

今年も安全に楽しく、ふれあい牧場フロンティアをボス、ビバ、シル、ハクと盛り上げていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします! 
人見知りなのは許してね。。。
 

ビバとハクと綱1
ビバとハクと綱2


3日連続ビバネタになってしまいました。


さて、先日牧場内の部屋のお話をしましたが、
ハクちゃんとビバの間に張った網の後日談になります。 

網をかじり破り不法侵入することを諦めたビバは、網の下辺に目をつけたのです。
そうです。下は留めておらず(留めるところがない)、ヒラヒラとしたままなのです。
そしてビバはここからハクちゃんの部屋に顔を出すことを覚えました。

網を張る前のようにハクちゃんがかじられる心配はないのですが、 再びビバの存在を常に感じることになるはめに。

明後日から牧場の部屋にいる時間が増えるので、要観察必須です。 
 

オラニャン1
オラニャン2
     めちゃ癒される。。。


ハグしたい、チューしたい、ギュッしたい。。。
ビバへの底知れぬ欲求。。。一方的な愛情。。

愛を通り越してとにかくスキンシップがしたいのです。。。

普段こんな気持ちでいるため撃沈してばかりなのですが、 この一方通行な愛を神様は見放さずにいてくれるのです。

お客さんを待っている間、ふとした瞬間に感じる頬の温もり。
あえて心を無にして視線だけ横に向けるとそこには、いつもよりも大きく感じるビバの顔が。

あー神様。
このような幸せを与えてくださることに感謝します。
と思うと同時に、彼の頬の温もりを噛み締めながら、ビバが馬で良かったと心の底から思うのです。
なぜなら人間だったら、とっくのとうに骨抜きにされていたに違いないから。

ビバが馬だから、自信を持って言えます。

惚れた方が負け

と。




 

ビバとご褒美1
ビバとご褒美2
      このあといそいそ取りに帰った

今年から乗馬における「魔法のテクニック」をTwitterでボスが連載しています。


見てみてねー

乗馬クラブで教えているテクニック、というよりも、乗馬に迷っている方の「気付き」になるようなヒントやボス独自の経験と視点で身につけたテクニックを紹介しています。

その良き相棒がはくちゃん、なわけはなく、ビバなのです。

なのでほかのコたちが放牧されて自由にしている中、ビバだけボスのレッスンビデオの撮影に駆り出されることが多くあります。

最初はなぜ自分だけ?と戸惑っていましたが、今ではこれもお仕事だと理解し、一緒になってうなずいたりカメラ目線をくれたりするのです。

ただ、さすがにあからさまにシルとハクが遊んでいる横でお仕事をさせるのは忍びなく、終わるとこっそりとおやつをあげていました。

問題はこのおやつ。
今では撮影が終わると自らこちらへやってきて仕事が終わったことを告げに来るのですが、急に撮影したりもするのでおやつをいつも持ち合わせているとは限りません。
なので、なかったときの「圧」がものすごくて、もはや「凄み」にしか思えないのでした。
 

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