ビバの放屁1
ビバの放屁2

オナラのにおいにも個性がある。。。

遊園地の中にあるフロンティアの特徴は、多目的のお客さんが来られるということでしょうか。

それはどういうことかというと、馬のことをよく知らない人たちが多く来られる、ということでもあります。
なので柵の外から草をあげようとしたり、手を伸ばして触ろうとしたりする人がとても多く、これまでは放牧していてもヒヤヒヤしながら注視していたのです。

ただ、柵外の人を気にするあまり、ウマコたちの放牧時間が限られてしまったり何かと制限されるのは違うのではないかと思い、最近鳥獣害対策の緑のネットを柵の上にさらに貼るようにしたのです。

これにより柵外から手を伸ばすこともできなくなり、ウマコたちも顔を柵外に出すことができなくなったため、以前よりも放牧を気兼ねなくできるようになったかもしれません。

さて、この網を張った直後のこと。
あるカップルが柵の外からウマコたちを見始めました。

これまでは柵に近づきすぎないようすぐに声をかけていたのですが、この日は静観したのです。

するとカップルを意識してかどうかわかりませんが、ビバがおもむろに柵の方へ近づき、尻尾を天高く上げるとオナラをしたのでした。

馬のオナラは結構クサい。
そのカップルはしばらくの間ビバのお尻を見つめていましたが、やがて静かに振り返り、その場を離れていきました。

その横顔は、というと。。。
明らかにクサかったのでしょう。
能面のような表情でわたしの横を通り過ぎて行ったのでした。