2021年11月
仕事の対価を求めるハクちゃん
わかってる………
人を乗せながら「えーえー」言ってるハクちゃんは、すでにおなじみと思いますが、その正体は「ヒーンヒーン」です。
耳を澄まさなければ聞こえないほど小さくか細く、微かなビブラートの効いた声は、まるでバイオリンの弦に触れるか触れないかくらい弓を当てて弾いた音のよう。
この声を部屋から繋ぎ場へ行く間奏で続けるのです。
ところが先日新たな事実を知ってしまったのです。
変な癖がついちゃったなぁと思い、ボスに伝えたところ、「俺ん時は鳴かないけど」と言うではありませんか。
まさかと思いボスがハクちゃんを連れ出す際、耳を澄ませてみると、鳴かない!
ヒンともスンとも聞こえてこず、おとなしく歩いているのです。
どうやらハクちゃんは、オヤツを持っているであろうわたしのときだけ、心の声が漏れてしまっていたようでした。
たくさんのおやつをありがとうございました!
青草=白米
お野菜、果物=オヤツ
ですかね
今年もたくさんの!たくさんの!美味しいものをウマコたちにいただきました。
人の流れが止まった時期、そして人流が戻ってから急に忙しくなった日々。
めまぐるしく急変する世の中の流れに気持ちが追いつかないこともありました。
それでもウマコたちはみなさまからいただいたオヤツがあったからこそ、気持ちも穏やかに豊かに過ごすことができました。もちろんわたしたちもです。
今日魚津は初雪を迎えました。
今年も雪深い予想がされているので戦々恐々としておりますが、みなさまからいただいた野菜や果物、そして漫画には描きませんでしたが大好きな黒糖!それらが当分の間、ウマコたちの楽しい楽しいオヤツタイムとなることでしょう。
改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
12月から3月までのミラージュランド冬季休園期間中、フロンティアは予約制での営業となります。
大雨、大雪でない限り受付できますので、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。
大好きなブドウをあげてみた
ウマコたちが身につけるもの
だからなおさら………
フロンティアの乗馬スタイルはボス流。
洋鞍、ウエスタン鞍、障害用の鞍、和鞍‥‥‥あらゆる鞍でも乗れるさボスの背中を見て育ったわたしもボス流。
そしてフロンティアで使用している鞍はウエスタン鞍になります。
理由は洋鞍よりも椅子の感覚で座ることができ、さらに角がついているので乗馬体験にも適しているからです。
そんな我が家にも今春、ブリティッシュの鞍がやってきました。
ただまったくつけておらず、倉庫に眠ったままだったのですが、先日ようやくビバとハクちゃんに慣れてもらうため牧場へ持っていったのです。
が、いざハクちゃんにつけてみたらなんだかおかしい。
よく見たら鞍自体のサイズも小さめだったようで、まるで小学六年生のランドセル状態に。
北海道和種の中でも大きめなハクちゃんは背中も広くお腹もぽってり。
その身体特徴がより強調されてしまい、彼にはウエスタン鞍のほうが似合っていることが判明。
続いてビバ。
彼はママは北海道和種ですがパパはアンダルシアンなので、抱きが細く、こちらは小さめの洋鞍でもばっちり素敵に決まりました。
敏感すぎるビバですが、膝で締める騎乗スタイルでも嫌がらず、無事に初装着を終えることができました。
これで馬術馬自体ブリティッシュで乗っていた友人にも楽しんでもらえそうです。
ただハクちゃんは、見てると恥ずかしくなるので、せめてもう少し大きな洋鞍が来たらつけようかな、と思うのでした。