トイレにしている話しはともかく、シルにはどうやらビッグが見えているようなんです。
よく馬栓棒をはさんでふたり、向かい合う形で寄り添っていたまんまの格好で、長い時間過ごすことが頻繁にあります。
おそらくビッグはそこにいるのでしょう。
ビッグはいつもシルのそばに、以前と変わらずいるのでしょう。
シルの眼差しは確かにビッグな姿を捉えているのです。
ビッグの恋の話しを描こう描こうと思ってはいるものの、あまりにも彼のシルへの愛が深すぎて、稚拙な表現で事実を汚したくなくて、なかなか描けずにいます。
彼が最期命が途切れるまで見せたシルへの愛と漢気を描けるまでは、まだ時間がかかりそうです。

