平静1
平静2

ハクも驚くと地獄
こんな時、超絶ビビリなシルは励ましなど耳には入らず、安全地帯に入るまでスペイン常歩(前脚を高く上げて歩く歩様)ばりの歩様で今にもダッシュしそうになりながら進みます。
そして私はありとあらゆる言葉で励まし続けるのですが、顎は上がり完全にパニック状態。
体の小さなシルなので私でも抑えられますが、一瞬でも気を抜いたら持っていかれてしまう勢いです。
ちなみに、ここでハクも阿鼻叫喚だったら最悪のケース。
たいていのことは動じずにいてくれますが、一度だけ、遊園地が冬期休園中に持っていかれたことがありました。
あの時もシルとハクを連れていたのですが、厩舎を出た途端、遊具の設備をしていた人が迷彩服を着て大量の資材を抱えた格好でひょっこり現れたのです。
さすがにハクも驚いたようで、気づいたら10メートルほど引きずられていました。
腕まくりしていたため腕はコンクリートでズタボロに。
こんな経験もあるため過信はしていませんが、平静でいてくれるハクはとにかく頼りになります。

お互い最善の注意をはらっていても、遊園地はリスクがたくさんあります。
いつまでたっても慣れない物音も多く、なかなかスリリングな毎日です。。。