ビバの幼少期の悪戯は以前紹介しましたが、
まあこの頃は今以上にわがままで我が強く、でも怖がりでと盛りだくさんの男のコでした。
仕事中もイヤイヤが始まり、聞き分けの悪いビバにほとほと困り果てていたある日、子供をあやすように「シー(静かに)」というのを「スィースィー」とウイスパーボイスでささやいてみたのです。
するとなんてことでしょう。
わたしの腕の中に顔を埋めて大人しくなるじゃないですか。
こりゃいいやとばかりに、ことあるごとに「スィースィー」となだめ続けてきたのですが、いつの頃からか、すっかり大人になったビバには通用しなくなっていました。
スィーと言った瞬間は一瞬動きを止めるのですが、「ハァァぁ〜」と言わんばかりの眼差しを向けてくるのです。
馬も人も大人になるってこういうことなのね、としみじみと思い知るのでした。。。