ハクレッスン1
ハクレッスン2

ビバは感受性が強く反応が良すぎるため、スイッチが入ると制御がちょいと難しい馬。
小型ながらスピードも出るし小さいのでやや反動も高いので、ビバに乗り慣れている、もしくはある程度乗馬経験のある方に乗っていただくようにしています。

そんなビバですが、初心者レッスンでは大活躍。
フロンティアのレッスンは15分から受け付けていて、レギュラーの生徒さんたちは10分単位で時間を追加しレッスンを行います。
ただうちは遊園地の中にあるためか、体験レッスンの方も多く、本当に全く馬に跨ったことのなく、小学校低学年の小さな子供がレッスンすることも少なくありません。
そんな時は、忖度するビバが大活躍するのです。

ビバは上に乗っている人がどのレベルがすぐにわかるため、全く乗れないとわかるとボスのあとを従順についていきます。
なので、レッスンを受ける方は、なんとなく手綱でコントロールができた、という楽しさと成功体験を味わうことになります。
そのあと興味を持てば通えばいいのだし、他の乗馬クラブへ入会するもよし。
とにかくボスのことを信頼しているビバならではの初心者レッスンができるのです。

さて、問題はハクちゃんです。
先日少しだけ乗馬の経験があるという方が乗りに来られました。
もう一人の方は全くの初心者だったのでビバに乗り、その方はハクちゃんで最初はひき馬(補助として)で騎乗してもらいました。
ハクちゃんは暴走する心配も少ないため、途中からロープを外して自分でコントロールをしてもらうことになったのですが、結局最後までわたしの腕もしくは背中に鼻をくっつけたまま歩き、止まれの合図ではわたしのお腹にぶつかって止まる始末。

さらにパーカーのポケットの中にさつまいもが入っているのを察したのか、最後はポケットに鼻を突っ込みながら(入り切りませんが)歩くという暴挙に!

乗っている方も笑いながらも一人で手綱を持っての乗馬を楽しんでいただけたようでよかったのですが、ハクちゃんの乗馬に対するやる気のなさにはホトホト困ってしまうのでした。