ビッグ逃走1
ビッグ逃走2

5秒後につかまった。。。


ハクちゃんが来る前のこと。
とある用事で他県へ行ったボスは、事故で膝の靭帯を損傷するダメージをくらいました。
入院を勧められるも、明日になったら腫れ上がりさらに動けなくなると判断したボスは、アドレナリンが出ているうちにと五時間車を運転して自力で戻ってきたのでした。

それから以前の暮らしに戻るまで相当な時間を要したのですが、痛めた直後にその事件は起こったのです。

いつものように営業後、ウマコたちを外へ出し、少し草バイキングをさせたのち、厩舎へ帰ろうと歩き始めたその時でした。

前を歩いていたビバが、背後にくっついたビッグに蹴りをくわらしたのです。
しかしその蹴りはビッグに当たることなく、ビッグを持っていたボスの患部にクリーンヒット。

あっという間の出来事でした。

ボスは低い呻き声をあげると崩れ落ち、ピクリとも動かなくなったのです。

その間ビバは己のしたことに気付いて傍で固まり、シルは状況を把握できずこれまた固まり、私もまた色々な最悪なシチュエーションが頭をよぎり固まってしまったのでした。

ただ1人(一頭)ビッグだけはスススッとボスの近くへ寄ると、倒れている彼の匂いを嗅ぎ、上からじっと観察すると、スタコラと速歩でクローバーが生い茂る広場へと走り出したのです。

その途端です。

尋常ではない怒りのオーラを噴出させたボスが立ち上がり、まるでコン棒を引きずるかのように足を引きずりながらビッグの側へ行きあっという間に捕獲。。。

その後の惨事はご想像にお任せします。
ずっと封印していた出来事でしたが、ボスの許可が出たので今回漫画にしました。
あの頃はわたしも全然注意力が足りなかったために起こった事件。
同時にいろんなことに目配りができるタイプではないのですが、キョロキョロと確認するようになったことは言うまでもありません。。