今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

カテゴリ: 馬の知能

それ出来る1
それ出来る2


機嫌は直りつつある

他のウマコたちはまったく無関心な中、ビバは確かに手を挙げていました。
そして嬉々とした様子で全神経をボスに集中させて、グローバルな指示を聞き分け、日本語がわかることを披露し、デモンストレーションを行っていました。
毎回それを見ていて思うのですが、まるで舞台。
ビバはこのプログラムを完璧に覚えていて、さらにボスのアドリブにも対応できるまでになっているのです。
ゴールデンウィークのクサクサもイライラも、得意なデモンストレーションで少しは解消されたでしょうかね。

ボロドヤ1
ボロドヤ2



待ち時間は長め


ボロをキャッチするのは私の役目と思っているのか、イレギュラーな要求も理解できる賢者ビバたん。会話が成立しました。
お昼ごはんご飯必ずボロをするのですが、少し早かったのでしょう。
結構長い時間お腹をへこへこさせて気張っていましたが、無事終了。
出したくないのに出させるのはかわいそうですが、混んでしまうとボロをキャッチしてあげられないだけではなく、長時間放置になってしまいます。それは早く片付けてほしいビバにとっては気になる案件となり、ボロを嗅いではこちらを見る、を繰り返す。するとこちらも気になってひき馬に集中できなくなってしまうため、これが最善の策。
こちらの意図を汲んでくれるので助かっています。


副産物1
副産物2



とんだ副産物


いくらこっそりやろうとしても、まるで全神経をこちらに集中しているかのように気づかれてしまいます。
たとえ小声で「バック」と囁いたとしても、離れた場所に繋がれていたとしても、極限まで首を曲げてジトっとした眼差しで見つめてきます。
隠し事は通用しないのです。

でもおかげでハクちゃんはバックを理解したようで、なぜかビバよりも高い確率で成功させるようになりました。

そしてそんな様子を見ているシルと風花が自分達もやると言ってきます……。

できるようになれば、それはそれでいいことなのですが、いちいち四頭すべてに同じことをしなければならないため、少々手間がかかるのでした。


セルフ進化1
セルフ進化2



シルらしい……

昨日ご指摘があったように、そもそもビバの部屋に行かないことから確信犯である気がします。
すでに部屋に入ってご飯を食べることは理解しており、その上で盗み食いしているようです。
そして寄り道が好きなシルは食べられていることなどまったく気づかず、のんびりご帰還……。
食べられたのは小さなヘイキューブだけなので、あえてそっとしておきました。



覚えること1
覚えること2



まさかの進化を遂げます


セルフ帰還を始めたのは今年に入ってから。風花が我が家に来て間もない頃は、まだ赤ちゃんすぎたのでセルフ帰還はやめていました。

昨日までの間、天候不順で放牧は少なく、またビバかハクが鞍をつけている場合はセルフは行っていないため、セルフ帰還を行ったのは数えるくらい。
風花はその限られた訓練の中でメキメキ成長しました。

最初の数回はそもそも何をやっているのか理解ができず「は?」状態。
徐々にみんながご飯を食べているのを見て、目の前にあった次のご飯に用意しておいた飼葉桶に顔を突っ込む(これが数回)。

やがて部屋に入ってご飯を食べることを知り、ハクの部屋に入ってハクが食べているご飯を一緒に食べる。
ここでハクは怒ることも忘れ、びっくりした顔で風花を見つめるのを見て、馬もまた驚きすぎると固まることを私は知る。
部屋が違うことを指摘されて自分の部屋方面に向かうものの、手前のシルの部屋でご飯を食べ始める。シルに激しく怒られようやく「自分の部屋」で食べることを理解した様子。

というのがこれまでの経過。

そしていよいよ明日は進化を遂げた風花の様子をお届けします。
これが最終形態でないことを祈ります。




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