今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 馬の知能

シルおしりつける1
シルおしりつける2


上手に怒れないと結果
さらに自分を追い込むことに。。。

 
全国の馬飼さんの中でもトップをはれるくらいダメな飼い主が何を隠そうわたしだ!

せっかくボスが仕込んでくれた調教を壊しかねない甘やかしをしてしまうのもわたしだ!

猛省するもののやはり上手に怒れないというか沸点がかなり高いため意識していても怒るタイミングがうまくはかれないのもわたしだ!

体が小さいからといってついつい甘やかしてしまうシルちゃんですが、ひとつだけやって欲しくないことがあります。
それは、わたしがしゃがんだタイミングでおしりを押し付けてくること。
遠慮なくムギュッと押し付けてくるのですが、なんとも言えない屈辱感というか敗北感というか、とにかくイヤなのです。
彼女はおしりをわたしにかいて欲しくてやっている行為だということは重々承知です。
なぜかって、おしりをかかれて気持ちがいいことを教えたのもまたわたし。
そして日々かいてあげているのもわたし。

全部わたしの責任なのですが、どデカいおしりを顔面に押し付けられると息だけではなく心も息苦しくなるのです。

そして、それよりももっともっと恐ろしいのが、わたしとシルのそんな様子をジッとジッと見つめているハクちゃんとビバ。
確実に目の当たりにした光景をインプットし学習し、いつか試してみようと目論んでいるに違いないのです。

小さいシルだからいいものの、ビバとシルにおしりを押し付けられた日には身も心も圧死してしまう可能性も。
なので彼らには、なるべくわたしたちの戯れは見せたくないのでした。

 

ビバとハクと綱1
ビバとハクと綱2


3日連続ビバネタになってしまいました。


さて、先日牧場内の部屋のお話をしましたが、
ハクちゃんとビバの間に張った網の後日談になります。 

網をかじり破り不法侵入することを諦めたビバは、網の下辺に目をつけたのです。
そうです。下は留めておらず(留めるところがない)、ヒラヒラとしたままなのです。
そしてビバはここからハクちゃんの部屋に顔を出すことを覚えました。

網を張る前のようにハクちゃんがかじられる心配はないのですが、 再びビバの存在を常に感じることになるはめに。

明後日から牧場の部屋にいる時間が増えるので、要観察必須です。 
 

縄抜け1
縄抜け2
縄抜け3
       入ってらぁ。。。

昨年末のこと。
牧場の柵をビバが壊しました。
柵の周囲に生えている草を食べようと首を伸ばしたのでしょう。
見事に柵が割れて破壊されていました。

すぐにはホームセンターコメリに買いに行くことができず、簡易的にロープを張ったのですが、夕方彼らを迎えに行くと、シルちゃんがロープの向こう側で楽しそうに遊んでいたのです。

簡易的とはいえ我が家のウマコたちにロープは通用しないということを改めて認識したのでした。

こちらも見てね。

 

ロープの意味なし1
ロープの意味なし2


遊園地の中に敷地があるフロンティアでは、お客さんスペースと放牧スペースをロープで分けています。
ただ、我が家のウマコたちにとっては、なぁんも意味ないロープらしいのです。。。

 ビバ戻る1
 ビバ戻る2

フロンティアではビジターレッスンも行っており、
「遊園地に遊びに来たらまさかの馬がいた!」
「クラブに入会してみたいけどいきなり入るのは躊躇する」
などなどささやかな理由から一大決心をして来られる方まで、実に様々な方がレッスンをされます。
レッスンには大抵ビバが出動するのですが、その理由は日本語を理解しているため
忖度をするから。

どういうことかというと、力が普通にある大人の方でも、自信がなかったり躊躇しながら「どー」と声かけて手綱を引いても止まりません。
かといって速く歩くなど意地悪もしませんが、まるで何も上に乗せていないかのような表情でゆっくりと進んでいきます。
それなのに、小学校低学年の小さな女の子でも、「絶対止める!」と強い意思を持っていれば、たとえか細い声で「どー」と言っても、か弱い力で手綱を引いても「ピッ」と停止するのです。

すなはち、ビバを言う通りに動かせない人には
「指示に迷わないこと」
「力だけでいうことを聞くものではないこと」
「堂々とすること」
などに気づいていただけ、ビバを動かせた人には大きな自信をお土産に帰っていただけるのです。

またうちはレッスンのほか、15分からフリー乗馬もできるのですが、力みすぎるとそれはそれでビバにエンジンがかかってしまい力比べの状態になってしまいます。

これはフロンティアをオープンする以前のわたしもそうでした。
御殿場でカウボーイマウンテッドシューティングの競技に参加していたのですが、当時は今よりも全然技術もありませんでしたが、ただ気合いだけは十分ありました。
そして、本番ではとにかく駈歩で走行してカッコつけたかったのです。

なので練習の時は動かない(動かせない)馬でも、本番ではわたしのエンジンが全開なので、気合いが馬にも伝わり、すんなりと駈歩発進が出せるのです。
もっとも馬自体、今日は競技の日だとわかっているのでしょうが、それでも恥ずかしがったり戸惑っていては馬も動きませんし動いてもちんたらちんたら歩くだけ。
だから、少なくともわたしの気合いは伝わっていたのだと思います。

話が脱線しましたが、我が家のビバに話を戻しましょう。
彼はものすごく感受性が強いので、心の中で「そろそろ駈歩だそう」なんて思ったらすぐに伝わってしまいます。
この感受性の強さはわたしが今まで会ってきた馬たちの中でも群を抜いて強い。
なので、上記のお客さんのように力みすぎるとビバのエンジンが瞬く間にマックスになってしまうので、なるべくニュートラルな気持ちでいることを心がけています。

ではハクちゃんはどうか、というとビバとは真逆で、彼こそ気合いが必要です。
思う通りに動かせず「あ〜」なんて一瞬でも思ったらハクちゃんの思う壺。
動かなかったら「はあああっん」と唸り声を上げてあからさまな気合いを伝え、こちらの揺るぎない意思をまっすぐに伝えないと彼には伝わらないのです。
なのでハクちゃんはひき馬でのレッスンならまだしも、フリー乗馬はよほど乗れる方でないと大抵の場合自信喪失してご帰宅いただくことになるためあまりおすすめはしていません。

同じ馬なのにこうも違うのかと思うと同時に、うちは3頭しかいないのに似たようなコがいないのが面白くも思うのでした。

↑このページのトップヘ