今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

カテゴリ: 馬の知能

シルを怒るビバ1
シルを怒るビバ2

なぜビバが怒りに行く……

以前からボスが誰かを怒ると自分も怒りに行くという謎の正義感を出すようになったビバ。
先日もボスがシルをからかっていると、どこからともなく現れて、シルのことを執拗に追いかけ始めたのです。
それはまるで、ボスに代わっておしおきだ、とでも言わんばかりの勢いなのですが、このときは完全な勘違い。
逃げ惑うシルと追いかけ倒すビバを見つめながら、この構図が果たして正しいのかどうか、少し疑問に感じてしまいました。。。


  

ビバのトイレ事情1
ビバのトイレ事情2


めっちゃ取りにくい……

ビバは自分にとって不必要な物事は見えないところに隠してしまう癖があります。
ボロもまた然り。
牧場内で唯一うっそうとしている茂みをいつの間にかトイレにしていたようで、ある日どう見てもビバのと思われるボロを茂みの中に発見しました。
それも何日にも跨って蓄積された形跡が、、

それはいいのですが、蔦が絡まるその茂み。
ボロを取るのがものすごく困難なのです。

ちなみにビバはここ以前から、シルの部屋もトイレと決めています。
なぜにわざわざ他人(馬)の部屋でするのか、と思うのですが答えは簡単。
自分にとってもっとも不必要な場所だからなのでした。。。


 
 

シルロープ引っかかる1
シルロープ引っかかる2

結局わたしが折れた‥‥‥

どうなんでしょう、この娘。
譲るってなぁに?
て無垢な顔してた。。。
 

ハク呼んできて!1
ハク呼んできて!2


結局黒糖見せたら来た………

馬の無口は犬の首輪のようなもの。
これをつけないと我が家では厩舎から牧場へは移動できません。
なので毎朝無口をつけるところから始まるのですが、これがまた、ハクちゃんが素直につけない。

つけたらお仕事しなくちゃいけないと思っているので、呼んでも聞こえないふりして奥の方で佇んでいるのです。

シルもビバも無口を目の前に差し出せば自分から顔を入れるのに、どうしたものかと思っていたある日のこと。
この日もハクちゃんは厩舎の奥で息を潜めていたのです。

営業前の準備は時間が勝負。
また始まったか、と少々イラッとしながらすでに無口をつけているビバに、冗談半分で「ハク呼んできて」と話しかけたのです。

するとすっと後ろを向き、ハクの方へ近づくではありませんか。
そして金網越しにハクをひと睨みすると戻ってきたのです。

驚きつつも、依然ハクちゃんは奥で佇んでいます。
そこで、もう一度ハクを連れてくるようビバに話しかけたのです。

するとまたしても後ろを向き、今度は先ほどよりも近い距離でハクに睨みを効かすではありませんか。 
これはもう言葉を理解しているとしか思えません。

もともとビバは私たちの言葉を理解しているフシがあり、行くよ、お仕事、ご飯、お利口さん、おやつ、速歩、駈歩などレパートリーは数知れず。
でも「ハク連れてきて」はかけたことのない言葉です。
それに対して正しい反応が返ってきたということは、もはや会話が成立しているのです。

とひとり興奮しているのですが、あいにくこの時ボスはおらずわたしだけ。
証拠となる人は他になく、話し盛ってるって思われるだろうなと心配しながらこうして話さずにはいられないのでした。

ちなみにハクちゃんですが、この後黒糖をビバとシルに食べさせたら顔中の穴を広げブヒブヒ言いながら近づいてきました。。。
 

 

スマホ越しの声1

スマホ越しの声 c2

シルを忘れてた……

先日諸用で牧場を留守にした時のこと。
厩舎で朝のお掃除をするボスと電話で話していると、スマホから漏れ聞こえてくる私の声にビバが反応したらしいのです。 
そこで、電話越しに名前を呼ぶとどうなるか、実験してみました。

まずはすでに反応しているビバ。
顔の前にスマホを近づけてもらい、ビバの名前を呼び続けると、スマホをかじる、という期待を裏切らない暴挙に出ました。 
その結果、私のことをどう思っているのか、不安がさらに増すことになりました。

続いてハクちゃん。
最初は何が何だかわからない様子だったのが、やがて何を思ってか、フレーメンをし始めたのです。

相変わらず多岐にわたるフレーメンの活用法に感心すると同時に、予想を上回る過剰な反応に朝から胸がいっぱいになってしまいました。

そして心が満足したからか、大事なムスメと話す前に電話を切ってしまったため、シルには改めて電話をしてみようと思っています。

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