今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

カテゴリ: 馬の知能

わざと踏む1
わざと踏む2

確信犯

神経質なビバや、やや神経質寄りのシルと比べると、ハクちゃんはおおらかというか大雑把。
虫が止まってもビバほど払わないため格好の餌食に。
代わりにわたしやボスに追い払ってもらう。
そして、ロープやそのへんにあるものを踏んでも足をどかさない。
ビバやシルなら踏み心地が悪いのを嫌がりすぐに足を外すのに、ハクちゃんはどかない。
まるで気づいていないかのように見えるけど、気のせいではなく気づいていないかのときが多いのです。

そんなハクちゃんですが、シャワーをしているとき、ホースを踏むことがあります。
こちらに関してはほぼわざと。

なぜなら、冷たいシャワーをイヤがり、ホースを踏んで水を止めるビバの様子を、金網越しにじっと観察しているからです。

大雑把なハクちゃんですが、観察力と真似っこ力は馬並みなのでした。
 

ビバギリギリまで悪さする1

ビバギリギリまで悪さする2

目の前に来るまでやり続けてた……

馬は声の大きさやトーンで叱られたことを感じます。
そしてウマコたちはなにを叱られているのかを大体理解しています。
そうなんです。
やっちゃダメなことをわかっていて悪さするのです。

以前は悪さを見つかりボスに叱られると、その瞬間にやめていましたが、最近のビバは、遠くから叱られてもすぐには来れないことをわかっているのか、目の前にボスが来るギリギリまで悪さをし続けるのです。

その間合いの取り方も絶妙で、近くに来た途端「やってませんけど」とシラを切る。

なかなか末恐ろしい成長具合なのでした。
 

木に巻きつく1
木に巻きつく2

チャーシュー


ビバがまだ幼かった頃、よく結んだロープに足を絡ませてひっくり返っていました。
ちょっと目を話したすきの出来事ではありましたが、今にして思えば、よく骨折せずにいてくれたなと当時を振り返りゾッとするのです。

それもこれもビバはひっくり返ったらそのまま暴れずにいてくれたからなのだと思います。
我々がくれば、特にボスがくれば助かるとインプットされているため、抵抗することなく身を委ねてくれていたのです。

今はもう紐に絡まることも無くなりました。
まず足を取られる原因になる紐踏み。
踏んだと気づいたら即座に足を退けています。
そして木にロープを結んでいると周囲を歩き回るため木にぐるぐるにロープが巻きつくのですが、逆回転して元に戻しています。

さて、一方ハクちゃんですが、彼は木にロープが巻きつき身動きできなくなってもなす術もなく佇んでいます。
そして3回に1回くらいは自分がロープでぐるぐる巻きになっています。

ビバはどうしたらこういう状況になったかを理解しているのですが、ハクちゃんはいつの間にかぐるぐる巻きになってしまった、という認識でしかないようで、助けに行かなきゃならないのでした。 
 

ビバ鬼の居ぬ間に1
ビバ鬼の居ぬ間に2


自分以外の飼葉桶から
堂々とお昼ごはんを盗んでいく…‥

以前軽トラからお昼のご飯を盗み食いするビバのお話をしましたが、
相変わらずひどい。
そして、彼の私たちに対する監視はさらにエスカレートし、放牧中全然気にしてませんけど〜という体でこちらの行動を逐一チェック。

ボスが牧場からいなくなった途端、しれ〜っと隣に立っていて、つつつ〜っと軽トラの方へ歩いていく。
どうやら彼に私は見えていないというか空気すぎて全く気にならないらしい。

こんな攻防戦がこの先もきっと続いていくのでしょう。
 

ハクちゃん一周する1
ハクちゃん一周する2

いつもな「なんで!」て顔してる(笑)
こっちのセリフだ。。。

逃げたいのに360度まわっちゃうからいつも元に戻っちゃうハクちゃん。
これ、朝のお掃除で、ボスに「どけ」と言われてどいたときも全くおんなじ。
一周回ってボスと目があって驚いてるのです。。。

毎回同じことを繰り返すため、見ているこちらの方が脳内クエスチョンマークだらけになるのでした。
 

 

 

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