

わたしはよく、ポケットにニンジンを忍ばせています。
なにかあるとご褒美ですぐにあげられるように入れているのですが、ウマコたちはそのニンジンに気づくときと気が付かないときがあるのです。
あれ??馬の臭覚って人間の1000倍優れてるんじゃなかったっけ?
じゃあなんで気づくときと気が付かないときがあるの?
と常々疑問に感じていたのですが、ある日、その理由がわかりました。
おそらく臭覚よりも「記憶力」が関係しているのかもしれません。
彼らは常にわたしの姿を目で追い、なにをするかをジッと観察しているのです。
そして、わたしがポケットに「なにか」を入れているところを見ているのです。。。
そして、見られていることにわたしが気がついていなかっただけなんです。
なのでポケットの中のニンジンは、臭覚ではなく「記憶力」によってバレてしまっていたのだと思います。
でもここでまた疑問が。
そんなこといったって1000倍臭覚が優れている説はどう説明すればいいのか。
そこで実験してみましたが、まったく離れた場所でポケットにニンジンを入れればまずバレませんでした。これってうちのコたちがおかしいのでしょうか。。。
ただ、近くにいて物陰に隠れてポケットに入れると、彼らはわたしが「いつもと違う動き=ワクワクすることが待っている」と インプットされているようで、物陰から出てくると6つの輝いた瞳がこちらを向いています。
もしかしたら、そこで初めて優れた臭覚が機能を果たし、ニンジンの在り処を知るのかもしれません。
ようはふだんはあるはずかないって思ってるから臭覚が働かない。んなわけないか。。。
いずれにしても、見つかったときはとにかくうるさい。ご褒美にならないので、今年はもう少し工夫する必要があるのかもしれません。