今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 馬と人

シルかける1
シルかける2


以前小さな馬だからついつい甘やかしてしまう、というお話をしましたが

シルちゃんは小さな馬と言っても150キロくらいの巨体。
 ぶつかればこちらがよろけるし、そもそもぶつかる状況を作ってしまう時点でアウトなのですが、それはさておき、彼女の力は加減しない分とても力強いのです。

と言っても攻撃してきたり蹴ってきたり噛んできたりは決してしないのですが、ただひとつ。
「歩く」時のムラがひどい。
歩きたくない時=牛歩の如く歩み
歩きたい時=わたしがいようがいまいがお構いなくダッシュする
のです。
 歩きたい時というのは、二日間位外へ出られなかった時や、ビバとハクちゃんが先に外に出ている時のこと。
普段はわたしよりも先に行くことなく歩みを合わせてくれるのですが、この時ばかりは欲求に逆らうことなく前脚を高く上げてダッシュ。。。
当然止めるのですが、その後はパッサージュかというくらいの歩様で突き進んでいくのです。

この時ばかりは心の底からシルが小さな馬でよかった、と思うと同時に、甘やかしすぎていることをひたすら反省するのでした(まだ反省するだけ。。。)。 

それは違う1それは違う2



わたしとシルは相思相愛なことは何度もブログで豪語してきましたが、時々「このコは小さいから許されることってたくさんあるんだろうなあ」と思うのです。
かつては人を乗せ、外乗にも連れ出していましたが、少々激しく乗られたことがあり、大したことにはなりませんでしたがケガをしたことがあるのです。
なので、今では乗るのはわたしとボスだけ。
癖も強いので、お客さんには可愛がるだけにしていただいているせいか、我が家へ来た5年前に比べると、とんがったところもなくなり甘え上手な女の子に成長しました。


ただ、わたしが甘やかしているせいか、時々人との距離が近すぎて、(おそらく)失礼なことをしてきます。
口をベロベロしてきたり、おしりをかいて欲しいがあまり、座ってるわたしの顔におしりを押し付けてきたり、頭の上に顎を乗せてきたり。。。
これは怒らねば、と思い「コラ」と叱るのですが、キラキラとした瞳で見上げながらすりよられると「ま、いいか」と思ってしまったり。
ボスに見つかると「甘やかしてるから調子にのるんだ」とわたしが怒られるのですが、小さいからま、いいか。と心の中では思ってしまうダメな飼い主なのでした。












そばにいる1
そばにいる2


人に悩みや日々の気持ちを吐露できないタイプなわたしは、ウマコたちと暮らし始めて一年位たってからでしょう。
ブツブツブツブツ話しながら作業をするようになりました。
なんとなく発散になったんですね。それにウマコたちに聞いてもらってるような気持ちになっていたんです。
それに味をしめたわたしは、ちょっとした出来事にも過剰に反応し、ウマコたちに癒しを求めるようになっていったのです。


とはいうものの、我が家は「シルちゃんしか見てないビッグ」「最年少なのに偉そうなビバ」
「わがままな女王さまシル」「相談相手にはならなそうなハクちゃん」しかいません。

なので、唯一わたしが吐露できるのはシルちゃんなのです。

なぜかというとお尻が豊かだから。
あのお尻に抱きつくと、すべての嫌なことを忘れられそうなくらい幸せな気持ちになるのです。
シルは馬には厳しいですが、人に対してはお尻に抱きつこうが耳の穴に指を入れようが、鼻の穴をビヨンビヨンしようが何しようと受け入れてくれる菩薩のような馬なのです。

ただ、わたし自身そこまで大変じゃない時に、シルに癒しを求めると、全力で逃げられます。
決して目を合わせず、斜めに見ながら距離を空けていくのです。
その代わり、本当に凹んだとき。
そんなとき、力を失いへたり込んでいると、いつの間にかそっとそっと背後に来てくれて寄り添ってくれる。
それがシルなのです。自慢の娘なんです。 

以上、重ね重ね娘の自慢でした^_^

なだめ方1
なだめ方2


ビバの幼少期の悪戯は以前紹介しましたが、
まあこの頃は今以上にわがままで我が強く、でも怖がりでと盛りだくさんの男のコでした。
仕事中もイヤイヤが始まり、聞き分けの悪いビバにほとほと困り果てていたある日、子供をあやすように「シー(静かに)」というのを「スィースィー」とウイスパーボイスでささやいてみたのです。

するとなんてことでしょう。
わたしの腕の中に顔を埋めて大人しくなるじゃないですか。

こりゃいいやとばかりに、ことあるごとに「スィースィー」となだめ続けてきたのですが、いつの頃からか、すっかり大人になったビバには通用しなくなっていました。

スィーと言った瞬間は一瞬動きを止めるのですが、「ハァァぁ〜」と言わんばかりの眼差しを向けてくるのです。

馬も人も大人になるってこういうことなのね、としみじみと思い知るのでした。。。

 

雪の中走る1
雪の中走る2


雪が降り積もる中、先日ボスがビバに乗りました。
ビバは体高140センチちょいのポニーちゃん。
なので60センチほどの積雪では足を取られてしまい、乗馬では一歩一歩しっかりと踏みしめさせないと危険を伴います。 
その日もボスにまたがれたビバは、ザクザクと音を立てながら一歩一歩確実に踏みしめながら常歩(なみあし)運動をしていたのですが、わたしの気まぐれで乗り替わることにしたんです。

すると、なんてことでしょう。
水を得た魚のように、わたしがまたがった途端、あんなに重たそうに歩いていた雪の中を軽やかな足取りでかけだしたのです。 
それも全速力で。。
 すぐに止めましたが、速歩(はやあし)ならまだしも、駈歩(かけあし)とは。。
ビバよ。わたしは上にいるよ。
そう問いかけずにはいられない出来事でした。

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