今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 馬のヒエラルキー


八つ当たりされるハク1

八つ当たりされるハク2

めでたしめでたし


我が家へ来た当初、ハクちゃんはなにかというとシルのサンドバッグに利用されていました。

シルはボスに怒られたらハクを蹴りに行き、気に食わないことがあれば追いかけ、それはそれは意地の悪いことをしていたのです。

まだハクのことを仲間とは認めていなかったというのもあったかもしれませんが、ビッグがお空へ行ってからはますますエスカレート。
ハクも逃げれば良いものを、ぼーっとしているのですぐやられる。
おそらくこんな乱暴者と暮らしたことがなかったのでしょう。無防備すぎたのです。

ハクにとっては試練の日々が続き、我が家へ来て3年。
今ではシルの殺気を瞬時に察し、全力で逃げるようになりました。



 

ハクの蔓草千切る1
ハクの蔓草千切る2

輩…‥‥

草木が元気な今の時期、外乗は誘惑がいっぱい。
ウマコたちも外乗へ行く度に草バイキングをするのですが、蔓草を取った時は結構な割合でビヨーンと長い状態のままくわえて歩いています。

ただ、あまり長すぎると脚で踏んでしまい危ないので口から離すのですが、今回はハクちゃんが長ーい蔓草をくわえていた時のお話です。

たいてい私が軽トラで後ろからたらたらとついていき、ボロ回収係を務めるのですが。その日の外乗は、ボスとビバ、お客さんとハクちゃんだけで出発することになりました。


そして途中、モグモグタイムを設けると、ハクちゃんが嬉々とした顔で長い蔓草をゲットしたのです。
ただ、あまりにも長すぎて危なかったため、いつもなら私が軽トラから降りてハクちゃんの口から蔓草を離すところ、ボスはビバに「行け」と声をかけたというのです。

するとビバはスタスタとハクちゃんの方へ歩いていくと、おもむろにハクの口から出ている蔓草をくわえ、思い切り引きちぎったのです。

ほとんどの蔓草を取られてしまったハクちゃんは呆然とした様子で残りの蔓草をくわえたままたたずみ、ビバは奪い取った蔓草をむしゃりむしゃりと食べ尽くしたのでした。

その様子を見ていたわけでありませんが、聞いただけでゾッとするようなビバのお手伝いに、ますます身の引き締まる思いをする私でした。 
 
 

食うものと食われるもの1
食うものと食われるもの2

すぐには許してくれない‥‥‥

普段ヒエラルキー的に最下位のハクちゃんは、放牧中、ビバとシルの部屋に侵入して好き勝手するのを楽しむ傾向にあります。
ビバのお水を飲む、シルの部屋でボロをする。。。
などなど。
彼らが気づかないうちはいいのです。

ただ、ウマコたちはすぐに気がつきます。
そして背後からハクちゃんに忍び寄ると、追い詰め追い詰め隅まで追い詰め、かなり執念深く追い詰めるのでした。
応援しかできないけど頑張れ!ハクちゃん!

 

シルとハクの綱1
シルとハクの綱2

逃げるのは苦手‥‥‥

ビバとハクの間に網が張られているのはすでに周知のことですが、実は、シルとハクの間にも半分網が張られています。

これは、ハクが我が家へ来た当初、ハクに興味を持ったシルが必要以上にハクにちょっかいを出し、自爆を楽しむシルのヒンヒンという鳴き声がひどかったため、半分だけ網で遮り、ちょっと距離を置こうとした作戦だったのです。

ただ、この綱。

効果があったのは最初の数日間だけ。

それ以降は鳥獣害用の綱がおもしろおかしく伸びるため、シルはビヨンビヨンと顔を突き刺してはチョコボールみたいな顔で伸ばし、すっかり遊び道具に。

最近では網の下辺が固定されていないことに気づいたのか、くぐって居酒屋よろしく顔を出す始末。

でも今年のハクちゃんはひと味違う!

ビバにやられ、シルにもやられてたまるかと、自分の部屋に顔を出すシルのほっぺをかじり、かじり、かじっていたのです。

シルはというと、ロープと同じように、急には対応できず、ひたすらゆっくりゆっくりかじられ続けていたのでした。

ロープの話はこちらからどうぞ↓  

 

 

ハク1人で戦う1
ハク1人で戦う2

ビバシルまったく気付かず‥‥‥
 

シルが発情期を迎えるこの時期。
ビバはシルにちょっかいを出す.
シルはそれを頬を赤らめながら応じる。
しかし次の日は角をはやしながら激怒する。

これをひたすら繰り返します。

なのでビバにとっては一か八か。
そしてハクちゃんにとっては緊張マックスの日が続くのです。

これまで売られたケンカはまったくかわず、程よいポジションを保持してきたハクちゃんですが、シルの怒りは伝染します。

それでも誰かに当たることなく、静かにひとり、おならをかましながら戦い続けるハクちゃんなのでした。
 

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