今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 馬の個性

よだれ1
よだれ2
      回路が違うのだろうか

誰か一人(馬)のところへ行くと「なにか美味しいものをもらっているんじゃないか」と誤解され、行く先々で非難を浴びます。

そして、ハクちゃんは美味しいもの欲しさにヨダレを垂らし、ビバはなぜか鼻水を垂らすのです。

人(馬)それぞれ個性が違うって本当に面白いですね。
 

出た1
出た2


馬は一般的にはトイレの場所を決めていません。
中には家庭でポニーを飼われていて、きちんとトイレの場所を決めているお宅もありますが、牧場や馬小屋では馬は好きなところにおしっこやボロ(便)をします。


さて、このトイレ事情ですが、これまた馬によって個性が分かれるのです。
我が家の場合、いちばんひっちゃかめっちゃかなのがハクちゃん。
彼はありとあらゆる場所で用を足すのですが、入り口に近い場所や部屋のど真ん中など、なにもわざわざそこを選ばなくても、という場所にしてくれます。

それに比べてビバとシルは隅っこに寄せてします。
シルに至っては、牧場で放牧しているときは指定の場所(本人(馬)が決めた)でおしっこをします。
なのでそこだけ芝が枯れているのですが、水をまきやすいので助かるのです。
ビバもひき馬のお仕事中は、決まった場所で必ず用を足します。
しかもおしっこの場所とボロの場所とを分けているので、ボロの場所に立ち止まったときは素早く駆け寄りチリトリでキャッチすることができるのです。

と、ここまでは賢いコ(親バカ)だなあ、と感心するのですが、困るのは牧場内の馬小屋でビバがボロをしたときです。
こちらもお客さん対応などで忙しく、いますぐにボロを片付けられないことがあるのですが、あからさまに早く掃除しろと催促されるのです。
普段の行動からも、おそらくビバは馬の中でも物理的にも精神的にもやや潔癖症なのではないかと思っています。








鳴き方1
鳴き方2


馬の鳴き声といえば「ヒヒーン」。
英語では「ネェーイ」「ウィニー」(???)と表現するらしいですが、日本ではやっぱりヒヒーンがよく使われますね。 
さて、馬の鳴き声ですが、状況に応じて鳴き方が変わります。
一般的に
高くいななく時(イメージで言うとヒヒーン)は遠くの仲間を呼んでる時
低く鼻を鳴らすのはご飯をねだる時 
短く叫ぶように鳴く時は瞬間的な痛みや遊びに誘う時 
などと言われていますが、ベースは同じでも馬によって全く鳴き方が異なるなあと思うのです。

ビバはうちに来た当初は上手に鳴くことができず、ビッグに教わったようなものです。
なのであまり鳴き方のバリエーションがなく、たいていは「ヒョヒョヒョン」と女の子みたいな甲高い声で可愛らしく鳴きます。
そのほかの鳴き声はほとんど聞いたことがないのです。
唯一鳴くとしてたら、気分を落ち着かせる時の「ブー」と鼻を鳴らす音くらいでしょうか。

そしてシルちゃん。彼女はほとんど鳴きません。
ほかのコたちがいなくなった時だけ、ものすごいビブラートを効かせた甲高く長〜い鳴き声をあげるだけ、

さらに今はお空のビッグですが、彼はうるさかった。
いつでもどこでも「ヒャーンコラーラー」と鳴き叫びます。
その代わりバリエーションはなく、声の大きさと長さを変化させます。なので、たいていは大音量ですが、ボスの前ではものすごく小さな声で「ヒャーンコララー」と鳴いていました。

そしてハクちゃん。
彼は一番鳴き方のバリエーションを持っています。
そして、一般的に言われている鳴き声の意味に沿ってはいるんですが、どれも微妙に少しずつ様子がおかしいのです。
どれひとつ馬っぽくなく、どちらかというとブタちゃんの鳴き声に似ているのです。
一番驚いたのは、ビバとシルに追いかけられた時のこと。
普段は断末魔の叫びのように掠れた声で「ヒー」と叫ぶのですが、 この日はなぜか
「プ、プピープー」
だったのです。
聞き間違いかと一瞬思いましたが、たしかにプピープーと鳴きながら全力疾走していました。
ハクちゃんは本当に馬なのだろうか、という疑いを強めた出来事でした。 

怒られると1
怒られると2



うちのコたちはとにかくよく叱られます。
その分アメが発動される回数も多いのですが、ボスのムチは日々シュピシュピと振りかざれているのです。


さて、そんな叱られることの多いウマコたちですが、それぞれで反応が異なります。

まずビバ。
彼はボスに怒られると真っ先にわたしの姿を探して逃げてきます。
ボスに捕まってさらに叱られるよりは、わたしに捕まったほうがマシだと思っているのです。
そしてしおらしい様子で近づいてくると、うるうるとした目でこちらを見つめ、鬼がいる、と訴えかけてきます。

次にハクちゃん。
彼はボスに叱られるとキョドります。
一体なにを怒られているのだろうか、といった様子でキョトンとした顔で固まるのです。
その様子はこんな感じ

最後にシル。
彼女は一番ビビります。
そしてビビったあと、しおらしく近づくと、腕をペロペロと舐めるのです。
おそらく普段、わたしがそのように甘やかしているからでしょうか。
そうすれば許されると思っているようですが、ボスには微塵も通用しない。。。

それでも懸命にお愛想を振りまくシルちゃんがあまりにも可愛らしくて、微笑みながら眺めているのですが、同時にそれは、人間と共存する中で選んだ生きる手段でもあるように思えるのです。
だから、一生懸命に生きる彼らの姿を見ていると、命を預かり共に生きる人間として、それに応える必要があるなと改めて感じるのでした。


 


シルコケる1
シルコケる2


先日放牧から3頭連れて、いつものようにリードを外して各々部屋へ帰りごはんを食べ始めたのですが、シルがちょっと遅れを取ってしまったことがありました。

フラフラと寄り道をしながら帰ってきただけなので、たいした理由はなかったのですが、ビバとハクがごはんを食べているのを見た途端、怒り狂ったかのようにハクのほうへ突進したのです。
ただ、部屋の前のコンクリートはついさっき水洗いしたばかり。大変滑りやすい状態でした。

案の定シルは、ハクの目の前で足をツルーっと滑らせてコケると、スライディングしながら横滑りをしたのです。
そしてしばらくかたまっていましたが我に帰ったのか、スクッと立ち上がり、ハクをにらみながら自分の部屋へ入っていきました。

その間ビバもハクも「何やってんだこの人は」という様子で一部始終を眺めていたのですが、当の本人(馬)は気に食わなかったようで、部屋に入っても、しばらくの間右往左往と落ち着かない様子でした。
馬も人と同じです慌てるとコケる確率が高くなるんですねぇ。。。
それにしてもケガがなくてよかった。。。。 

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