今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

カテゴリ: 牧場に来る動物たち・人間たち

カラス1
カラス2


カラスも必死


カラスは本当に頭がいい。
昔実家で飼っていたインコをカラスにやられて以来、カラスは好きではありませんでした。
東京のカラスは結構意地悪で、通学途中に頭をこづかれたり、隣に住む叔母はマンションのベランダから向かいのマンションにとまるカラスと目が合っただけで、翌日からガーデニングを荒らされるようになったり、やりたい放題。
なのでどちらかというと嫌いだったんです。

でも魚津に来てからは、生き物全般虫に至るまで寛容になりました。
カラスも例外ではありません。
しかもウマコたちの毛の温もりで育った雛がたくさんいるかと思うと、どちらかというと仲良くなりたいです気持ちが強くなりました。

なので結構話しかけています。
さらにさすがに餌付けはしませんが、ハエトリシートはこちらもリユースできるためウェルカム。
今では掃除やお手入れ中でもカラスは至近距離でせっせとシートをキレイにするようになりました。
ただこれは私しかいない時に限ります。
カラス界隈ではボスは天敵として語り継がれているため警戒は解かれません。
シートに関してはボスもウェルカムですが、疑心暗鬼な様子で警戒心むき出し。
結局何もせず飛び立って行きました。特大の叫び声を上げながら。

ちなみにカラスを気にするのはビバだけです。



ポーズ1
ポーズ2


ほのぼの



最近は写真を撮り慣れているためか、照れて「写真はいいよー」なんて遠慮する人はほぼ皆無。
中でもパパに撮影される未就学児の女の子は自分の中でおそらく一番可愛いと思われるポーズでパパに「好き」オーラを放っています。
私はそんなオーラを送られて、もはや周囲が見えなくなりながらシャッターを切りまくるパパを見るのが好きです。

今は撮影が気軽になりすぎて、撮る必要性のないものまで撮影し、さらに二度と見直すこともなくデータをパンパンにする世の中になりましたが、これらの写真はこれから何度も見直される写真になるのだろうな、と微笑ましく感じています。


あーちゃん1
あーちゃん2


裏表のない子供だからこそ、ウマコたちも素直に言うことを聞いています。
しかも必ず平等にオヤツをくれるので、絶大な信頼を寄せているのです。

この仕事をしていておもしろいことのひとつに、子供の成長を近くで見られることが挙げられます。
3歳だった子がいつの間にかランドセルを背負い、背も高くなり、大人っぽい仕草をするようになる様子を近くで見ていられるのは実に不思議な気持ちです。

中には小学校高学年になるともう馬にも遊園地にも興味がなくなり顔を見なくなることもあるのですが、それも成長の過程なのだろうなと思うと、その子たちの大事な過程のひとつにウマコたちがいたことがとても嬉しく思えるのです。

この子はいつまで来てくれるかな。
どれくらい乗馬に興味を持ってくれるかな。
なんて考えながら、遊びに来てくれるのをウマコたちと楽しみにしています。


雄三1
雄三2


子供の扱いがわからなかったオープン当初は観察する余裕なんてありませんでしたが、子供はおもしろい。
以前には障がいを抱えて子供が馬にまたがる時に「よっこいしょういち」と言ってました。
令和でまさか子供の方から聞くとは思わなかった言葉ですが、これもおそらくおじいちゃんかおばあちゃんが呟いていたのかもしれませんね。

さて、今日は日曜日。
またおもしろい子供が来ますように。


100円の価値1
100円の価値2


せっかくならどうぞ

価値観は人それぞれですが、とくに子供の場合、親やおじいちゃんおばあちゃんが経験を共有することで会話も膨らむし、より記憶にも残ると思います。
そして牧場あるあるですが、渋々入場される大人に限って最後は満面の笑顔で帰られます。
なので、動物アレルギーなどの事情がなければ、どうぞ中に入ってください。
夏休みも終盤を迎えました。
連日の暑さで相変わらず人の流れはプールのほうへ向いていますが、プールの行きでも帰りでも、牧場へ寄って思い出を作ってもらえれば幸いです。

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