今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 牧場に来る動物たち・人間たち

ビバに最初1
ビバに最初2

お客さんが帰ったあと長い間戸惑うビバ。。。

今年に入ってからSNSとブログを真面目に更新するようになり、たくさんの方と交流させていただくようになりました。
日々コメント等で励まされ、ウマコたちのことも可愛がっていただき、大切なライフワークになっています。

それと同時に、SNSやブログを見て牧場へ遊びに来てくれる人も増えました。

そして、ウマコたちの性格をある程度すでにわかってくれているのか、それぞれに適度な距離感で接してくれるのです。
さらに昨日も一昨日も会っていたかのように、名前を呼んでくれるのです。

それはとてもとても嬉しいことで、心の中でものすごくありがとうを叫び続けているのです。

中でも先日胸を打たれる出来事がありました。
他のコたちと違い、お客さんとの間に網を張られているビバのところへ真っ先に行き、ニンジンをくれた方がいたのです。
そして、ビバにニンジンをあげるために来たんだよ、と言う言葉を聞き、心の中は大洪水。
来てくれるだけで嬉しいのに、ビバに気遣いまでいただき。。。

とても心温まる出来事でした。

ただビバは、いつもと違い最初にニンジンをもらえてずっと自分の前にいるお客さんに戸惑ったのか、いつもよりもややよそゆきの面持ちでいたのでした。

よかったね。ビバ。
そしてうちに来てくれる全ての人に、また会えなくてもコミュニケーションツールで繋がりウマコたちのことを感じ、可愛がってくれる全ての人に感謝します。ありがとう!!!

 

ビッグとカラス1
ビッグとカラス2

日に日に暖かさが増し、もうすぐ春本番。
ズ〜っと花粉症かと思っていたのですが、6年前耳鼻科で花粉症ではないと判明した日以来、ピタッと鼻水が止まったわたしは、今では春は大好きな季節。
遊園地の広場にも草が芽吹き始め、いよいよウマコたちの草バイキングも始められそうです。

そしてもうひとつ。
春と言えば鳥たちの巣作りの季節でもあります。
フロンティアが間借りをしている遊園地ミラージュランドの中には実にたくさんの鳥たちが訪れます。
代表的なのはスズメにカラス。トンビにサギ、ハクセキレイ、ムクドリ、、などなど数多く。
今はどこのどなたかわからない、謎の黒い水鳥が4羽、休園中の池の周囲を占領しています。 

 さてこの巣作りですが、原材料は木の枝がほとんど。
そのほかにその辺に落ちている針金やらなんやら人間の持ち物。
そして5年前から加わったのが、ウマコたちの毛です。

拾っていくのはスズメ、カラス、ハクセキレイが主。
彼らはブラッシングで抜け落ちたウマコたちの毛をせっせこ拾っては飛び立ちまた戻ってくる。
それを何度も繰り返すのです。

ただ、カラスだけは拾う手間をショートカットし、ウマコたちから直接毛を抜いていくのです。
と言ってもそれをされるのはビッグだけ。

二羽のカラスに乗られ、毛をむしり取られているのを発見した時は「助けなきゃ」の一心で駆け寄ったのです。
そこで見たのは、嫌がる素振りも見せないビッグと迷惑そうな顔でこちらを見つめる二羽のカラス。
そうなんです。
ビッグとカラスたちはうまく共存していたのです。

他のウマコたちがカラスに乗られるのを嫌がる中、いつの間にかビッグとカラスたちは提携を交わしていたのでした。
と言ってもビッグへの見返りがなんだったのか、それは今でも不明ですが。

ただしビッグがお空へ行った今は、誰ひとり毛を引っこ抜くことを許さないため、カラスたちは拾う専門に徹する春になりました。
いずれにしても魚津の鳥たちの多くは、ウマコたちのぬくもりに包まれて育っているのです。 

待たれる1
待たれる2
待たれる3



東京から富山へ移住して今年で5年目。
初年度は最近にない大雪に見舞われ、雪国の大変さを身にしてみて感じていましたが、その次の年も翌年も雪は大したことなく、余裕じゃんと思いながら過ごしていたのです。
それが今年の豪雪!

いかに大変だったかはニュースでも言い尽くされたので割愛しますが、馬小屋に訪れる動物たちも大変だったようです。

大雪が降った朝、掃除のため馬小屋へ行き、シャッターを開けた途端、どこからともなくスズメたちが飛んできて、馬小屋へ入り出したのです。

普段はこちらを警戒して決して近くには寄ってこないのですが、そんなこと言っていられないほど寒かったのでしょう。
中へ入ると数匹ずつ身を寄せ合い、所々にふくらスズメの塊を作り始めたのです。
驚かせないようそっと掃除をするもののそうはいかず、出て行ってはまた入り、を繰り返していました。

ただ、掃除が終わればまたシャッターは閉めます。
開けておいてあげたいけれどもそれではウマコたちが寒い。
仕方なく閉めて帰宅したのですが、その後も雪は降り止まず。

除雪しても除雪しても降り積もるため諦めるしかありませんでした。

お昼ご飯、晩御飯とあげ終わり、そして次の日馬小屋へ行くと、シャッターの前に置いてあったケースとシャッターの間でスズメが凍えて冷たくなっていました。
ケースの際まで体を寄せていたので、せめて雪を避けようと思ったのでしょう。
でも雪は夜中も吹雪のように降っていたので、ほぼ雪に埋もれた状態で見つかりました。

居た堪れない思いでその日から、朝晩と馬小屋の前にお米をまいておくことにしたのです。

最初の頃は警戒して、わたしがいなくなってから寄ってきていたスズメたちですが、今ではわたしが行くとどこからともなく飛んできてチッチと鳴き、いつの間にか馬小屋の前で待機しているようになりました。

さすがに近づくと飛んで離れてしまうのですが、近くで様子を見ているのです。

お米をあげる行為が正しいのかなんてわかりません。
この行為がスズメたちの自然界におけるリズムを狂わせてしまう可能性もあります。
でもわたしが選んだ対応を受け入れるかどうか選ぶのもまたスズメです。
お米ならわたしでも継続できるので^^;

こうしてわたしは朝、馬小屋へ行く楽しみと喜びをまたひとつ獲得したのでした。



 

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