今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

カテゴリ: 牧場に来る動物たち・人間たち

フェードアウトする人々1
フェードアウトする人々2


フェードアウト具合が半端ない…‥…


ウマコたちの放牧を柵越しに眺める人々の、馬に対する理想や願望を打ち消す行為。
それは大運動会。
ウマコたちが走り出し、エアキックを繰り広げながら死闘を繰り広げる様をみているうちに、それまではスマホ片手に動画を撮っていた人たちも、皆無言でその場を離れていきます。

それを見てどう思うかって?

それでいいと思っています。
だって馬であろうとなんであろうと草食動物であろうとなんであろうと生きてるんだもん。

むしろありのままの姿を見てもらうことで、馬=おとなしい・優しい、なんていう先見を拭ってもらえるのだから。

ただ、うちは遊園地内の土地を借りているため、訪れる人たちは馬目的以外の方ばかり。
当然先に述べたように、馬=おとなしい・優しい、とだいたいが思っています。
なのでドン引き具合も結構大きく、皆一様に無言になり、表情を失くした状態で各々牧場をそっと離れていくのでした。
 

シル焦げてる1

シル焦げてる2

おもてなし感ゼロ

 フロンティアの昼下がりの光景が波紋をよんでいます。

 

 

傍若無人なお客さん1
傍若無人なお客さん2



ハクちゃんが見えてますかー?

初めて子供が乗馬体験をする。
それは親にとってもとても興奮する出来事のようで、子供以上にはしゃぎ喜ぶ親がいるのももっともなこと。
中には子供に触発されて自分も体験をし、感想を言い合う親子も少なくなく、それはそれは微笑ましい光景なのです。 
ただ中には興奮しすぎてしまい、カメラに夢中で転んでしまったり落としてしまう親もいたり、小さな子供の保護者として入場してもらったにもかかわらず子供ほったらかしに馬に夢中になる親もいたり、時々驚くような行動も見かけるのです。

牧場に遊びに来るお客さんの中にはインパクトが強すぎて忘れられない人たちが結構いるものなのです。

今回お話しするお客さんもそのひとり。

子供が心配なあまり騎乗エリアに勢いよく入ってきてしまったと思ったら、あろうことかハクちゃんのおしりにスマホを置き、鎧(あぶみ)に足がちゃんと入っているか確認しだしたのです。
確かにハクちゃんのおしりは物置にはちょうどいい広さ。
わたしもよくブラシを置いていますが、それはわたしとハクちゃんとの関係だからこそ。

あまりの勢いに一瞬なにが起こったのかわかりませんでしたが、ここで注意しないとこのお客さんはもしかしたらよその施設でも同じようなことをしてしまうかもしれません。
そして、その馬がハクちゃんみたいだとは限りません。
知らない馬に近づくことが危険だということを知らせる必要があると思い、即スマホを取って下がってもらったのですが、今度はわざわざ小走りにハクちゃんのおしりスレスレを回り戻る始末。

そして乗馬後の撮影タイムでは、ジリジリと近づいてきたと思ったら最後大きく一歩を踏み出してハクちゃんの顔を両手で抱き抱えるように覆い子供の写真を撮ったのです。
この時ばかりは「せっかくなら馬も一緒に撮られたらどうか」と伝えましたが、これがビバだったらと思うとドキドキする出来事でした。

最後はニコニコしながら帰られましたが、どうか次回来るときはこの日の注意点をお忘れなくいらしてくださいね。


 


カラスとおにぎり1カラスとおにぎり2



きっとわたしも観察されている‥‥‥


ふれあい牧場フロンティアがある遊園地施設ミラージュランドには実にたくさんの鳥がいます。

牧場の隣にはバーベキュー場もあるためカラスも多く、これからの季節、常に頭上を飛ぶカラスの口には何かしらバーベキュー場から拝借した食べ物がくわえられているのです。

そのため結構な確率でバーベキュー場からはあちこちから悲鳴が。
ただ時すでに遅し。
遊具で遊んでいる間にすっかり食材は強奪されているのでした。

さて、先日カラスが何やら大物をくわえて上空を飛んでいました。
すると牧場の隣に降り立つじゃないですか。
その口元を見ると、コンビニのおにぎりがくわえられていました。
ただフィルムで覆われた新品状態。

さて、どうするのかと見ていると、そのカラスは片足でおにぎりを押さえ込むと器用にくちばしで フィルムをはがし始めたのです。

それも正しいやり方で。

そして海苔だけを残しておにぎりだけをくわえ、安心してして食べられるところまで再び飛び立って行ったのでした。

恐るべし。。。カラスの頭脳。。。
 

元馬術部員1
元馬術部員2

無口つかむ速さ尋常じゃなかった‥‥‥

富山県魚津市には何人かの心許せる友人がいますが、今回の主役もそのひとり。

さてこの友人ですが、 フロンティアにとっても欠かせない存在なのです。
なぜならば、元大学馬術部員で馬の扱いには精通しているため。
さらに現役教師でもあるので、子供の扱いに慣れていない私にとっては見ていてとても勉強になるのです。

そんな友人に、オープンして間もない頃、営業後の放牧からビバを連れてきてもらうよう頼んだことがありました。
すると突然怒声が聞こえてきたのです。

まずい、蹴られたか! と慌てて友人の方を見ると、挑んできたビバの無口を目にも止まらぬ速さで掴み取り、凄んでいる最中でした。

ふだんの穏やかで優しい様子とは打って変わり、あまりの迫力にただ呆然と見ていた私。

そしてビバがおとなしくなったらまた、元の穏やかな彼女に戻り、平然とビバを連れて戻ってきたのです。

怒りのスイッチを瞬時に入れてビバがおとなしくなったら即座にスイッチを完全に切る。
このメリハリこそが、馬に怒っていることをダイレクトに伝えるコツなのでしょう。

今も牧場で時折見せる友人の怒りのスイッチの入れ方、切り方は本当に参考になります。


聞けば彼女が所属していた大学馬術部の馬は、競走馬上がりのサラブレッドがほとんどだったとか。
気が荒い馬が多く、まさに命懸けのお世話と練習だったそうです。
今でいう競馬馬のリトレーニングを馬術部員たちで行っていたということなのでしょうか。
大学にもよりますが、部費以外に部員が競馬場などでアルバイトをして馬たちの生活を支えながら練習していた学校が多くあったらしいのです。
だから調教済みの馬を迎え入れることなど難しく、こういった形になったのでしょう。

なので、彼女曰く「当時の馬たちに比べたらビバは可愛いもん」なんだそうです。

朗らかに笑いながらそう話す彼女を見て改めて、「昭和時代の馬術部の経験値ってすごい!」とリスペクトせずにはいられないのでした。

 
 

↑このページのトップヘ