カテゴリ: ビバ
馬でも悪いことは思い当たる節がどうやらあるらしい
我が家の牧場の柵は5年目にしてもはや寿命を迎えつつあります。
これまでも壊されては直し、その繰り返しでつぎはぎだらけ。
放牧して迎えに行くときは常にドキドキ。
この日もドキドキしながらみんなを迎えに行ったのです。
見たところ柵は無事。
ボスが呼ぶと我先にとウマコたちは走りより、各々リードロープをつけられるのをお利口さんに待っていたはずが、牧場の入り口横の柵の上部、4メートル弱の木がまるっぽないじゃああ〜りませんか。
ボスが問い詰めてもだれも非を認めず、膠着状態が続きましたが、よくみるとわかりやすい違和感が。
そうなんです。
ビバだけ汗びっしょり。
鼻腔も開き鼻息荒く、明らかに何かに興奮していたことがわかる状態だったんです。
ということで、はっきりとしたことは分かりませんが、ほぼほぼ犯人はビバといいうことで、現行犯逮捕されたことは言うまでもありません。
あー年以内に柵修繕目指したい。。。

これまでも壊されては直し、その繰り返しでつぎはぎだらけ。
放牧して迎えに行くときは常にドキドキ。
この日もドキドキしながらみんなを迎えに行ったのです。
見たところ柵は無事。
ボスが呼ぶと我先にとウマコたちは走りより、各々リードロープをつけられるのをお利口さんに待っていたはずが、牧場の入り口横の柵の上部、4メートル弱の木がまるっぽないじゃああ〜りませんか。
ボスが問い詰めてもだれも非を認めず、膠着状態が続きましたが、よくみるとわかりやすい違和感が。
そうなんです。
ビバだけ汗びっしょり。
鼻腔も開き鼻息荒く、明らかに何かに興奮していたことがわかる状態だったんです。
ということで、はっきりとしたことは分かりませんが、ほぼほぼ犯人はビバといいうことで、現行犯逮捕されたことは言うまでもありません。
あー年以内に柵修繕目指したい。。。


自分だけもらえない。そんな時馬だってきっと悲しいのだろうなあ。。。
ニンジンを上手に食べられるようになったビバたん。
確かに上手にはなりましたが、ハクちゃんシルの中に混じると食べ方に勢いがあるので、やっぱり怖がられてしまうのです。
牧場の部屋では一番奥に位置するビバの部屋。
その手前でお客さんが皆踵を返しビバはただ目の前を通り過ぎることもない人々を見つめるだけ。
その手前ではハクとシルがキャッキャ言いながらニンジンをもらっている。
居た堪れなくなったビバはふいっと後ろを向くとみんなに背を向けていつもの場所に。
ここは誰とも目を合わせなくてもすみ、ハクとシルがニンジンを食べているのを見なくても済む唯一の場所。
彼はここで日本海を見つめがら時間を過ぎるのをじっと待つのです。
暇な日ならわたしたちがビバに何かしらあげます。
そしてお客さんにも「よければあげてみて」と促します。
でも休日はそんな余裕はなく、ビバにはひとり、耐えてもらうしかないのです。
そうしているうちにお客さんの波が収まり手が空いた時、ひとりのお客さんがビバの部屋の前でニンジンを握りしめて立っていました。
「ニンジンをもらえないビバを気遣ってくれたのだろうか」
と思い嬉しい気持ちなったのですが、ビバは一向にこちらには来ず。
見兼ねて声をかけると、微塵も期待をしていなかったのでしょう。
ものすごく元気のない悲しげで寂しげな表情を浮かべながら気だるそうにこちらを振り返るではありませんか。
ただその直後、ニンジンを握り締めたお客さんを視界に入れた途端、ニコニコ顔でルンルンと小走りに駆け寄ってきたのはいうまでもありません。
よかったね、ビバ。



ふざけているかどうかは見破られている



日中牧場の部屋にいる時間が増える=暖かな日になった
ということ。
ということは、ウマコたちのお昼寝時間が増える、ということ。
以上ということの羅列。
ビバもまた、ポカポカ陽気の日はクースカピースカと日中よく寝ています。
お客さんが来ると起こしにいくのですが、なぜか起きろと声をかけると倒れいびきをかき始めるのです。
警戒心の強いはずの草食動物。
倒れるなんて偶然にすぎないと思い、寝ているビバの顔にニンジンを乗せてみたり鼻の穴を広げてみたりするのですがいっこうに起きる気配を感じません。
最終的にはボスの出番なのですが、この日はちょっとやり方を変えて、寝ているビバの無口にロープをつけて引っ張ってみることにしたのです。
この段階ではボスもややふざけており、ビヨーンとおどけた様子でロープを引っ張るもののビバが起きてくる気配はなし。
これを何度か繰り返したのち、怒声とともにビバは起きたのでした。
結果、彼が起きてこないのはタヌキ寝入りだということが判明。
馬に限らず相手にはこうして欲しいということをきちんと伝えないと向き合わない本気は通じない、という事ですね。。。


