今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

カテゴリ: ビバ

ビバ誕生日20251
ビバ誕生日20252



月日の流れを感じる〜

今よりも白くて顔が丸くてたてがみが短くてちっこかった1歳のビバが10歳とは……。
ビバとの関係に悩み、ハイジを呼ぶわけにもいかず、藁にもすがる思いで本を読み漁り馬語を知り、必死にビバに馬語で話しかけてキレられたことがつい最近のように思えます。
今では馬語ではなく、私たちで築き上げてきたコミュニケーション方法で以前よりは話し合いができているのではないかと思います。

元々繊細で感受性の強いコでしたが、ビッグの力も借りてなんとか遊園地にも慣れた頃のコロナ。
その年はミラージュランドにバイキングが新設された年でもありました。

厩舎と牧場までの動線にできたバイキングはビバにとって脅威でしたが、頑張って慣れようとしていた矢先の休園。

テナントであるフロンティアも休園すべきか市役所に相談するも、役所も初めての事態に戸惑っていたのでしょう。ハッキリとした指示を仰げず、何が正解かがわからず結局フロンティアも営業を中止することになりました。

ビバにとってはオープンからすぐに再び訪れた静かな日々の訪れでした。

誰もいない初夏の遊園地。草刈りされることなく、クローバーが咲き乱れる広場で毎日草バイキングを楽しみ、彼にとって穏やかな日々だったと思います。

ひと月後、営業が再開しました。
その頃から少しずつ日常のちょっとした変化に対して、より敏感になっていくビバがいました。

そういった理由などからひき馬はハクメインに。ビバはレッスン馬専門になっていったのです。

人でも馬でも適材適所があると思います。
合わない仕事で心を壊すよりも、合う仕事を見つけてあげることを選びました。

これからもビバとの話し合いは続くでしょう。
そして、それらすべてが、お互いにとって前向きで実りあるものとなるよう私たちは努力するのみです。

なにはともあなたとの出会いは、私を確実に成長させてくれました。そしてこれからも(焦

今年も体調管理しっかりと、元気に過ごそうね。
ビバ、お誕生日おめでとう。




頭くせえ1
頭くせえ2


内緒


ビバがフレーメンするときは、①クサイ時、②鼻に刺激があった時、です。
ハクちゃんのように、何かを要求する時や謝る時、ではありません。
すると、この場合の理由は、さてどちらでしょう。






ビバ鳴く1
ビバ鳴く2



安心した〜


元々鳴くのが上手ではなく、ビッグに教わって鳴けるようになったビバ。でも師匠の鳴き声は「ヒャーンコラピーブヒブヒ」というだいぶ変わった鳴き声でした。
なのでビバも「ヒョヒョヒョヒョン」というちょっと変わった鳴き声になったのです。
そこに数年前から加わったのが「ミー」「ミョッホ」という鳴き方。特にミーは我々を呼ぶ時の声で、まるで仔馬が母馬を呼ぶ時の声なのです。
赤ちゃん返りかなぁ、なんて話をしていたのですが、それが風花が来て以来、パタリと鳴かなくなってしまったのです。
無言のまま過ごした約5ヶ月ほど。このまま鳴かないコになってしまうのかと心配しましたが、ある日突然鳴きました。
それも甘えた時の声で。
感動しました。馬の鳴き声でこんなに感動するのか、というくらい心を揺さぶられました。
きっと鳴くまいと我慢していたのでしょう。風花の手前甘えた声を出せなかったのかもしれません。
あれ、いや待てよ。普段の鳴き方もしなかった……。ということは、自分が馬界隈ではちょっと変わった鳴き声をしているという認識があるのかもしれません。
そんなことは気にせずに、ハクちゃんみたいに堂々と「ヒョーン」と叫べばよかったのです。
なにはともあれあの日を境に声を取り戻したビバ。
最初は風花に聞こえないように蚊の鳴くような声で「ミー」と鳴いていましたが、今では風花なんかお構いなしに「ミー」と叫んでいます。
仔馬の風花が野太い声で鳴くので、これでまたビバが我が家で一番可愛い鳴き声と認定されたのでした。
めでたしめでたし。


1
2


いつもそうであってほしい

ボスと運動している時のビバはどこか誇らしげ。「ボクちんは偉大なボスとこんなこともあんなこともできるんだぞ」と言わんばかりのドヤ顔で一生懸命に運動します。
そして、その間訪れるお客さんにも実に良い対応をするのです。
その姿は自信に満ち溢れていて余裕たっぷりな大人の貫禄さえ感じられます。
そんなビバを見るたびに、どうかいつもこうであってほしいと強く願うのでした。





ビバチャージ1
ビバチャージ2


充電中


今は生草ばかりのご飯ですが、少し足りない時やご飯までの繋ぎでチモシーを上げることがあります。
その食べ方によって、ビバの心のチャージの残量がわかるのです。
フルの時は桶にバウンドするだけ。足りない時は直喰い時間が長くなる傾向があります。
これは「自分はボスにとって特別」「大事にされてる」という愛情確認作業な気がします。
ボスもそれをわかっているので、その時のビバによって対応を変えています。
ただし怒られ続行中の時は別。「もう怒ってないかなぁ」と顔を突っ込むと地獄を見るビバたんなのでした。

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