富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

コロナによる休業がもたらしたビバの疝痛?

f:id:frontierumako:20200423162019p:plain

馬の病気でよく聞くのが「疝痛」です。

疝痛とは馬の腹痛を伴う病気の総称で、どれくらい痛いかというと、便秘で何日も出ないうちにガスでお腹がパンパンになり、挙句の果てに腸捻転を起こすようなもの。

馬にとって疝痛は致命傷になりかねない病気です。

 

馬はほかの動物と比べると

★胃の容量が体の割に小さい

★嘔吐することができない

★太い腸管と狭い腸管があるため内容物が溜まりやすい

など内臓の構造上疝痛を起こしやすいのですが、どのように予防したらいいのでしょう。

そもそもなぜ疝痛を起こすのかというと、

♣運動不足による腸の蠕動運動の低下

♣冷え

♣食べ過ぎ

♣アブラナ科など腸内にガスが発生しやすい食べ物の摂取

♣油分が多いマメ科(馬は大好物)の植物の食べ過ぎ

などなどが考えられるので、そこから考えれば

♥よく運動させる

♥暖かな気候以外での腹部への冷水シャワーは控える

♥ごはんは適量を与える

♥好きなものばかり食べさせない

と、こんなようなことを気をつければいいのかな、と思うのですが、マシーンではないのでそうは簡単にいきません。

 

我が家のビバは環境の変化にとても敏感に反応します。

大型連休の始まり、ボスの不在などいつもと様子が違うとすぐに疝痛を起こします。

それもなんの前触れもなく、パタッと倒れるのです。

 

起き上がらせても足を震わせ、歩かせてもへたりこんでしまう。

 

富山県には馬の専門医はいません。

予防接種などは県内の獣医さんにお願いしていますが、馬の病気については近県から専門の獣医さんに来ていただきます。

なのですぐに対応はできないのです。

でも、疝痛を起こしたらスピーディーな対応がその後を左右するので、そんなときはボスの経験値がものをいうのです。

 

フロンティアのボスは、幼少期より馬とともに暮らしてきたため、処置の仕方も熟知しています。

 

わたしは彼の指示を仰ぎながらひたすら乾いた布で腸をマッサージ。

そして右回りと左回りを繰り返しながら30分ほど引き馬で歩かせて腸の蠕動運動を促します。

それでもダメなら消毒をした手袋をはめて、詰まったボロをかきだすのです。

 

最後はホースで浣腸をして腸内の詰まりをとってやるのですが、その間ビバは必死に堪え続けます。

ふだんはスキンシップを非常に嫌がるのですが、このときばかりはしおらしい様子で、ボロが出て少しお腹がスッキリし始めると、ありがとうと言わんばかりに手をペロペロと舐めて親愛の情を示してくれるのです。

苦しんでいるときに不謹慎ですが、ものすごく可愛くて。

なので、ここぞとばかりにギューっとして、がんばれがんばれと励ますのです。

 

 なのに、なのにです。

翌日は、ケロっとした顔でいつものイケイケなビバに元通り。

ピーナッツみたいな顔をしてほかのウマコに怒ってるし、昨日のしおらしいビバはどこへいったのか。

疝痛がすっかり治ったからこそ「ちょっと弱ってるくらいがちょうどいい」と思ってしまうのは内緒です。

 

それにしても、今回の疝痛はフロンティが感染予防対策で休業に入ってすぐのことでした。

遊園地自体休業に入ったので、いつもなら響き渡る子どもたちの声もまったく聞こえず。

お仕事をするはずの日中も放牧といつもと違う環境に、またしてもビバが敏感に反応した結果なのかなぁと思うと、コロナは人間だけではなく生きるものすべてに少しずつ影響を与えているのかなと悲しくなってしまいます。

本当に早く、人の息吹が活発に感じられる世の中になってほしい。

なので今回は、天国のビッグが連れてきてくれたヨゲンノトリで締めくくろうと思います。

大丈夫!きっと大丈夫だから、元気でいましょう!

f:id:frontierumako:20200423162035p:plain

 



↓いつもありがとうございます^_^

よければお好きなウマコをポチお願いします!

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村 にほんブログ村 その他ペットブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村 にほんブログ村 漫画ブログ コミックエッセイへ
にほんブログ村