シルだけ草食べる1
シルだけ草食べる2


冬はお客さんも少なく、運動不足になりがちです。
ボスとわたしとでビバとハクちゃんに騎乗し、運動することもありますが、わたしが厩舎の掃除をし、ボスが運動を担当したほうが時間短縮にもなるので、ボスが二頭引きで運動することも多いのです。

さて、馬にとってご褒美とはなんでしょうか。
一番はもちろん「解放」だと思います。
繋がれることなく自由に走り回れる環境が彼らにとってはもっとも幸せな時間だと思います。
次いで2位は、はい「食べ物」でしょう。

なのでビバとハクの運動後は、わずかばかりに生えている草バイキング。 
雪の残る広場をかきわけて、ものすごく短い草を懸命についばむ。
その時間を楽しみに彼らは運動をがんばるのです。

ただ、シルはチョロチョロっと歩かせただけで草バイキング。
彼女の場合はほんの少しの運動とストレス解消のための外出なので、すぐにバイキングタイムに突入します。

先日ビバとハクが運動している最中にシルを広場へ連れ出して、先に草を食べさせてしまったときのこと。
ビバもハクも「は⁉」という表情を浮かべて真横を通り過ぎていきました。

完全にシルを出すタイミングを見誤ったわたしのミスでございます。

と謝ったところで彼らの気持ちはおさまらず。
その後ボスによってたっぷりとご褒美タイムを堪能したのでよしとしましょう。 
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(ハク)ヒーーーーーーーーーーーー