今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。4頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

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タグ:スズメ

スズメ1
スズメ2



この一羽だけ


寒さに強いとはいえこの寒波は鳥にとっても厳しい寒さです。
フロンティアがあるミラージュランドには、東京では絶滅危惧種となっているスズメがたくさん生息しています。
そのスズメたちも、連日の寒さが堪えるようで、厩舎のシャッターを開けると一羽だけ飛んでくるようになりました。
実は四年前の大寒波以来、餌が無くなる冬場はお米をあげるようにしていて、それを知っているスズメなのかもしれません。
あまりの寒さに中に入ってくるのですが、人間が動くとすぐ逃げてしまいます。
なので、夜も中にいれば暖かいのにと思いながら毎晩シャッターを閉めていたのです。

それが昨日の朝、シャッターを開けたら中から飛び出てきたではありませんか。
どうやら隙間から入って夜を過ごしていたようなのです。
そしてお米を置いてある定位置に降り立ったのです。

この学習をしてくれたのは一羽だけ。
このスズメには他に二羽、仲間がいるようですが、ここまでの距離は縮めてくれません。
冬の間だけでもフロンティアで炊き出しが行われていることをスズメ界で広めてほしいものです。

ところで鳥たちはどのようにして餌を見つけるのか。ちょっと調べてみたらどうやら目視らしいのです。
うちはカラスも多く、彼らはチームを組んで声で伝達し合いながら餌を見つけています。
なのでお米を置くときはカラスがいない時を見計らうようにしています。
万が一見られてしまうとスズメたちは追い出されてしまうので。
カラスもトンビも寒さ厳しい今ですが、彼らは狩りをします。
そして狩りの対象となるのがスズメなどの小鳥で、時にサギもやられています。
冬場の遊園地ではそんな惨劇を目の当たりにすることも少なくありません。
ただそれも自然の摂理です。
たかがお米の自己満足ではありますが、助けを求めに来る限り、手助けはしようと思います。


待たれる1
待たれる2
待たれる3



東京から富山へ移住して今年で5年目。
初年度は最近にない大雪に見舞われ、雪国の大変さを身にしてみて感じていましたが、その次の年も翌年も雪は大したことなく、余裕じゃんと思いながら過ごしていたのです。
それが今年の豪雪!

いかに大変だったかはニュースでも言い尽くされたので割愛しますが、馬小屋に訪れる動物たちも大変だったようです。

大雪が降った朝、掃除のため馬小屋へ行き、シャッターを開けた途端、どこからともなくスズメたちが飛んできて、馬小屋へ入り出したのです。

普段はこちらを警戒して決して近くには寄ってこないのですが、そんなこと言っていられないほど寒かったのでしょう。
中へ入ると数匹ずつ身を寄せ合い、所々にふくらスズメの塊を作り始めたのです。
驚かせないようそっと掃除をするもののそうはいかず、出て行ってはまた入り、を繰り返していました。

ただ、掃除が終わればまたシャッターは閉めます。
開けておいてあげたいけれどもそれではウマコたちが寒い。
仕方なく閉めて帰宅したのですが、その後も雪は降り止まず。

除雪しても除雪しても降り積もるため諦めるしかありませんでした。

お昼ご飯、晩御飯とあげ終わり、そして次の日馬小屋へ行くと、シャッターの前に置いてあったケースとシャッターの間でスズメが凍えて冷たくなっていました。
ケースの際まで体を寄せていたので、せめて雪を避けようと思ったのでしょう。
でも雪は夜中も吹雪のように降っていたので、ほぼ雪に埋もれた状態で見つかりました。

居た堪れない思いでその日から、朝晩と馬小屋の前にお米をまいておくことにしたのです。

最初の頃は警戒して、わたしがいなくなってから寄ってきていたスズメたちですが、今ではわたしが行くとどこからともなく飛んできてチッチと鳴き、いつの間にか馬小屋の前で待機しているようになりました。

さすがに近づくと飛んで離れてしまうのですが、近くで様子を見ているのです。

お米をあげる行為が正しいのかなんてわかりません。
この行為がスズメたちの自然界におけるリズムを狂わせてしまう可能性もあります。
でもわたしが選んだ対応を受け入れるかどうか選ぶのもまたスズメです。
お米ならわたしでも継続できるので^^;

こうしてわたしは朝、馬小屋へ行く楽しみと喜びをまたひとつ獲得したのでした。



 

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