今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

タグ:ビバ

ビバとご褒美1
ビバとご褒美2
      このあといそいそ取りに帰った

今年から乗馬における「魔法のテクニック」をTwitterでボスが連載しています。


見てみてねー

乗馬クラブで教えているテクニック、というよりも、乗馬に迷っている方の「気付き」になるようなヒントやボス独自の経験と視点で身につけたテクニックを紹介しています。

その良き相棒がはくちゃん、なわけはなく、ビバなのです。

なのでほかのコたちが放牧されて自由にしている中、ビバだけボスのレッスンビデオの撮影に駆り出されることが多くあります。

最初はなぜ自分だけ?と戸惑っていましたが、今ではこれもお仕事だと理解し、一緒になってうなずいたりカメラ目線をくれたりするのです。

ただ、さすがにあからさまにシルとハクが遊んでいる横でお仕事をさせるのは忍びなく、終わるとこっそりとおやつをあげていました。

問題はこのおやつ。
今では撮影が終わると自らこちらへやってきて仕事が終わったことを告げに来るのですが、急に撮影したりもするのでおやつをいつも持ち合わせているとは限りません。
なので、なかったときの「圧」がものすごくて、もはや「凄み」にしか思えないのでした。
 

歯は立てない1
歯は立てない2
歯は立てない3
歯は立てない4



ふれあい牧場フロンティアは、土地をお借りしている富山県魚津市の遊園地施設「ミラージュランド」の冬季休園中も、予約制で営業をしています。

と言っても雪深い地域ということもあり、冬はほぼ見知った方々(レッスンの生徒さんやいつも遊びに来てくれる方々)との交流がメインとなるのです。

そんな長い冬ですが、わたしにとってはとても有意義な期間。
あのコたちとのコミュニケーションを深めるとても大事な時期なのです。

さて、来週いよいよフロンティアも今季オープン、5年目のシーズンを迎えます。
 思い起こせばみんなの成長がひしひしと感じられ、中でもビバ。
彼は彼なりの速度で成長をしてくれました。

繊細で慎重派でパーソナルスペースをとても大事にするビバは、オープンから今日に至るまで本当に努力を重ねてきました。

乗馬は誰よりも上手にこなし、幼い子供の指示にも従順に応じる一方、スキンシップが苦手なあまり、エサやり体験では不器用すぎる食べ方でお客さんからスルーされることも多々ありました。

でもビバはビバなりに努力をしたのでしょう。
勉強もしたのでしょう。

うちにきた当初よりも食べ方が優しくなり、歯を立てなくなりました。

そしてビバの前だけ網を張ったせいもあってか、お客さんが怖がらずにビバにもニンジンをあげてくれるようになったのです。

こうしてもみんな私たちと一緒に成長していってくれるのです。

ビバは食べ方に関してはまだまだ失敗してしまうこともありますが、馬も生き物。
このブログを通して少しでも彼ら個々の性格を知っていただければ幸いです。
そして、今季もビバ、シル、ハクのことをどうぞ可愛がってやってくださいますようお願いいたします! 

ばれてーら1
ばれてーら2

こんなにもストーカーが愛おしいと思ったことはいまだかつてない。。。
わたしに興味があるんじゃなくてわたしの手元に興味があるだけなんだけど、困るよなーと言いながらニヤニヤが止まらない。。。
目当てがおやつであろうとなんだろうと。。。

 

ビバ見てる1
ビバ見てる2
ビバ見てる3
         ではない



寒暖差の激しい日が続きますが、確実に春は近づいてきています。
牧場や公園にも、よく見ると短い新芽がちらほらと芽吹き始め、そろそろウマコたちのバイキングが本格的に始まりそうな予感です。

さて、牧場内の草は常にウマコたちに食べられるため、きれ〜いに刈られていますが、柵の周囲にはこれからの季節、 定期的に草刈りをしないとボーボーに草が生い茂ります。
この草を刈らないと、放牧中にウマコたちが柵の向こうに首を出し、結果、柵が破壊されるのです。
なので、比較的時間のある平日の営業中に、なんとなく手刈りをしています。

刈った草は食べられないものを避けてからウマコたちにあげるのですが、この手刈り。
放牧中に行うのは結構大変。
ばれていないと思っても、どこかで必ずビバが見ている。
どこにいようと何をしていていよう、わたしの様子を確実に監視しているため、ものすごく遠く離れているからと余裕ぶっこいて刈っていると、いつの間にか背後に忍び寄り、柵越しにロックオンされてしまうのです。

これがまた本当に驚くのです。
忍者かと思うくらいの忍び足でやってくるのでほとんど気配はなし。
気づいた時は耳元で「フーフー」と鼻息を吹きかけられているのです。

そして、草刈りだけではありません。
ゴミが落ちていると思い拾うためにしゃがみ込むと、どこからともなくビバがやってきて、襲われます。

すなはち、わたしが「しゃがむ」イコール「草むしり」とビバは思っているのでしょう。
このわたしを巡ってビバとシルの戦いが始まることもあるので、逃げ道だけはいつも確保しておこうと思うのでした。
 

綱11
綱12
綱23

厩舎での部屋順と違い、牧場の部屋順は入り口から遠い順に
ビバ→ハク→シル
です。
そしてビバはこれまでに何度もハクのエリアに体を乗り出してはハクに怒っていたのです。
それだけではありません。
その逆にはシルがいます。
ハクちゃんは板挟み状態。結構広さのある部屋であるにもかかわらず、ハクちゃんは部屋の真ん中にしかいられませんでした。

昨年見かねた私たちは、ビバとハクの間に網を張りました。
ハクちゃんもビバがウニュ〜ンと顔を出してこないことに安心したのか、顔も穏やかになりしばらくは平和な日が続きました。

しかしそれも束の間のことだったのです。

日々せっせことビバは網を噛みしだき、事もあろうにそれを見ていたハクちゃんがある日、自ら網をかじり始めたのです。

一馬力から二馬力になったため、網はあっという間に破れビバたんこんにちは状態に。

これに関してはさすがに私たちも「ハクちゃんアホか!」と。

せっかくの砦を自ら破る。
これいかに!

ハクちゃんには今季も自分のことは自分で守ってもらうことになりそうです。

 

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