今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

タグ:ビバ

猫じゃらしは持ってます1
猫じゃらしは持ってます2


一応好みは主張してくる


ごはん中にもかかわらず、彼らはいつでも私たちの動向をチェックしています。
そして、あわよくば、より美味しいものを手に入れようとするのです。

ただ、食べられるものならなんでもいいわけではなく、ましてやすでにごはんが目の前にある時はわりと心に余裕があるため、食べるけどそんなに渇望してないものを差し出されても、反応は薄い、というよりゼロです。





先行けよ1

先行けよ2

理不尽極まりない……

いちばん年下なのにいちばんえばりん坊。
そして誰よりも慎重派でビビリでもあるビバ。
見慣れないものにはとくに敏感で、鼻の穴を広げ「フーフー」と鼻息を荒くして警戒し、ひどい時は横飛びします。

そして、ふだんはハクが前に出てくるとものすごく怒るのに、こういうときは「どうぞお先に」と言わんばかりにハクを先に行かせるビバたんなのでした。


ビバハクと桶1
ビバハクと桶2
アイラブパワーコメリ

馬あるあるですが、ビバもまた飼葉桶をくわえて振り回して意思表示をします。
なので桶は歯形と柵にぶつけたあとでボコボコ。
購入して半年もすると、吊るす部分の金具が壊れたり桶にボッコし穴があきます。
我が家へ来た当初は馬具専門店で飼葉桶を購入していましたが、ひとつ7000円くらいする桶を半年毎に壊されてしまうので、今ではホームセンターで一番頑丈な桶を代用し、壊れたら気兼ねなく新しいものに変更するスタイルが定着しました。

さてこのホームセンターで購入する桶ですが、意外と選ぶのが大変。
振り回したり壁にぶち当てたりすることを想定していないため、頑丈さで及第点取る商品が少ないのです。
金ダライも考えましたが、ビバの激しい扱いに耐えられたとしてもご近所から騒音でクレームがつきそうなので却下。
結果、ホームセンター中の桶をコツコツと叩きながら強度を確かめ、一番強そうなものを数個まとめて購入するのです。

この桶壊しですが、シルはしません。くわえもせずぶつけもせず、ものすごく綺麗に丁寧に使ってくれるのです。
いっぽうハクちゃんですが、彼もくわえたり振り回したりしませんが、顔を突っ込む、底にあるものを食べる、飲むたびにものすごい力で負荷をかけるため、やはり半年くらいで吊るす部分が壊れるのです。

しかもハクちゃんは顔が大きいため、桶選びもものすごく苦労するのでした。
 

ビバと鎖1
ビバと鎖2

でも完コピはできない

ビバは創意工夫のオトコ。
暇を見つけては面白そうな遊びを見つけて夢中になります。

この五年間欠かさず夢中になっている遊びが馬小屋の母体である倉庫の梁を引っ張りバビンバビン鳴らすこと。
壊れるしうるさいし本当にやめて欲しいのですが、雨の日など一日中部屋にいるとどうしてもやってしまうのです。

どうやら彼は音が鳴る遊びが好きなようで、先日新たな遊びを見つけました。

それは鎖と金網をこすりつけてジャラジャラと鳴らす、と言うこれまた騒音極まりない遊び。

普段無口(ワンちゃんで言うところの首輪)の両サイドを繋いで朝のお手入れと掃除をするのですが、たいてい両サイドの鎖に全体重を預けて寝ます。
口をパッカーンとあけ、目は赤ちゃんのように真っ黒な目になり、口の中の空洞を覗いても下唇を揺さぶっても鼻先にチューしても起きやしません。

でも片側しか繋がないと、体重を預けるところを見失ってしまうので。

そこで見つけたのがこの遊び。

お掃除中、ジャラジャラと言う騒音を鳴り響かせているのです。

そしてその横で金網越しに彼のことをじっとしてみるハクちゃんが。
いつか自分も同じことをしてやろうと思っているのでしょうか。
ビバのいたずらよりもなによりもこの瞬間を目撃するのがいちばん恐ろしいのでした。



 
 
 


目が合うと1
目が合うと2
挑むような眼差しで凝視されてた……

こちらを見つめるウマコたちの視線に気づき目線を合わせると、たいてい顔を背けます。
まるで見ていたことを恥ずかしがるかのように、スッと視線を外して見ていたことをごまかすのです。

それが面白くて、先日ビバと目線を合わす、外す、を繰り返して遊んでいました。
そのうち飽きてきて、ビバが視線を外してもわたしはそのままビバの顔を見つめ続けてみました。

すると、それまでと同じようにわたしも視線を外していたと思ったのでしょう。
振り返ってすぐにわたしと目が合ったことにビバは驚いたのです。
この驚きは普段見ていないとわからないくらいの薄〜い驚き。
でも。ほんのわずか顔を仰け反らし、目を少々見開いていたので確実に驚いていたのでしょう。

その顔が可愛くて、ニヤニヤしながら見つめ続けていたら、グイッとこちらに一歩近づいてくるじゃありませんか。
そして、挑むような眼差しを向けたかと思ったら、そのままいっさい目線を外さず凝視してきたのです。

このときはわたしの方が気まずくなり、そっと視線を外してしまったのでした。
完敗……

 

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