今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

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壁ドン1
壁ドン2
打たれ弱いとはまさにこのこと。。。


日頃シルとビバにやられっぱなしのハクちゃんですが、決してオドオドとした性格なわけではないのです。

勝つ確率の少ない勝負ははなからしないタイプ。

なだけなのです。
 
さて、馬小屋では隣りの部屋同士であるシルとハク(牧場でも隣りの部屋ですが)。
シルは頻繁に自分の部屋から首を伸ばしてハクにちょっかいをかけるのです。

それも「ねえねえ」くらいならまだしも、エスカレートするとお顔をガブーッと噛むのです。

さすがにこれにはハクもイラッとするようで、自分とシルとの境界線である壁をお尻でドン!

普段ハクちゃんに逆らわれたことがあまりないシルはビビるらしく驚愕の表情を浮かべて退くのです。

ただこの壁ドン。
普段ハクちゃんがビバにされていることの真似っコ。

ハクちゃんもいじめられっぱなしなだけではなく、確実に応用できることが自分のものにしていたようです。
※ビバに対しては決してしません。。。


 

シルとハクの毛1
シルとハクの毛2
ここにいなきゃいいのにって思う反面、いてくれるんだってニヤニヤしちゃう。。。



換毛期のこの時期、白毛のハクちゃんをブラッシングすると大量の抜け毛が取れます。

それはさておき、厩舎ではハクの隣りのお部屋にはシルちゃんがいます。
部屋の間仕切りは下は板、上は金網なので常にみんなそれぞれの顔や様子を確認できる状態に。
そして、ハクちゃんのお部屋を掃除してしている間、シルはずっとその金網越しにわたしの様子を凝視し、ついて回るのです。

別に何をするわけでもなく鳴くわけでもなく、ただただずっとついてまわるだけなので何も問題はないのですが、ハクちゃんをブラッシングしている時が問題に。

彼女はそれまでと同様にただわたしのそばに金網越しにいるのですが換毛期のハク毛が宙を舞い、金網の隙間を通り抜けてシルのところへと飛んでいくのです。
そしてシルの顔にハク毛たちはまとわりつき、それを振り払おうとシルは舌を出し首を左右に激しく振り抵抗する。

だけどわたしは思うのです。
その場をいち早く立ち去るべきはないか、と。 

顔を避けるだけでそこから微動だに動こうとしないシルちゃんのメンタルの強さも圧巻です。
 

ハクちゃん出られない1
ハクちゃん出られない2

入った瞬間を見たかった!
冬場に壊された柵ですが、補強をした今でもロープはそのままに、さらに緩みのないようにピンっと張った状態で取り外さずにいます。
当時の様子はこちらをどうぞ。
どっちみちまた柵に寄りかかり壊してしまうため、向こう側にいかないようにしておいた方がいいと考えたのです。 

しかし!今ではビバもシルもハクも当たり前のようにロープの向こう側に入っています。
シルが潜れるのはまだ想像がつくのですが、ビバやハクがどうやって入ったのか。

ウマコたちがロープの向こう側に行っていることを確認した当日、入り口から名前を呼ぶと、シルはいつものように障害物など何もないというふうにすっと潜り抜け、ビバはジャンプしているかと思いきや、思い切り体をかがめてスライディングのように勢いよくくぐっていました。

ただ、ハクちゃんだけは置いてけぼりに。
右往左往しながら哀しそうな表情を浮かべるだけ。

しばらく笑いながら観察したのち、ロープを上げてやるとそこから潜り抜けて帰ってきたのでした。

後日、無事にハクちゃんは潜り抜けられるポイントをつかんだようで、今ではみんなと一緒にロープを自在に出入りして日々楽しんでいるのでした。
 めでたしめでたし
じゃないか。。。

シル料理1
シル料理2

チモシーってタダじゃないんですけど。。。
 
他の2頭と比べるとそこまで食べることに執着していないように思えるシルちゃんですが、食べ物の好き嫌いがやや激しい。
ただ、固いものが食べられないのかと思いきや木の枝は食べていたり、
 
ちょっと理解に苦しむ嗜好ではあるのです。

そして困ったことにチモシーがあまり好きではないということ。

チモシーとはイネ科の植物を乾燥させた食べ物で、馬のほかうさぎさんも食べています。
とても香りもよくビバとハクは美味しそうに食べるのですが、シルだけはチモシーを避けて食べ、さらに暇を持て余しておが屑や自分のボロと一緒にコネコネして混ぜこぜにしてくれるのです。
こうなるともう食べられません。
チモシーだってタダじゃないんです。
普段草刈りをして冬場もフレッシュ麦を食べているせいか、どうも乾燥した草は草ではないと勘違いし贅沢な舌になっているようなのです。。。
困ったもんだ。。。 

シルおしりつける1
シルおしりつける2


上手に怒れないと結果
さらに自分を追い込むことに。。。

 
全国の馬飼さんの中でもトップをはれるくらいダメな飼い主が何を隠そうわたしだ!

せっかくボスが仕込んでくれた調教を壊しかねない甘やかしをしてしまうのもわたしだ!

猛省するもののやはり上手に怒れないというか沸点がかなり高いため意識していても怒るタイミングがうまくはかれないのもわたしだ!

体が小さいからといってついつい甘やかしてしまうシルちゃんですが、ひとつだけやって欲しくないことがあります。
それは、わたしがしゃがんだタイミングでおしりを押し付けてくること。
遠慮なくムギュッと押し付けてくるのですが、なんとも言えない屈辱感というか敗北感というか、とにかくイヤなのです。
彼女はおしりをわたしにかいて欲しくてやっている行為だということは重々承知です。
なぜかって、おしりをかかれて気持ちがいいことを教えたのもまたわたし。
そして日々かいてあげているのもわたし。

全部わたしの責任なのですが、どデカいおしりを顔面に押し付けられると息だけではなく心も息苦しくなるのです。

そして、それよりももっともっと恐ろしいのが、わたしとシルのそんな様子をジッとジッと見つめているハクちゃんとビバ。
確実に目の当たりにした光景をインプットし学習し、いつか試してみようと目論んでいるに違いないのです。

小さいシルだからいいものの、ビバとシルにおしりを押し付けられた日には身も心も圧死してしまう可能性も。
なので彼らには、なるべくわたしたちの戯れは見せたくないのでした。

 

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