石になる1
石になる2


今年の豪雪で外へ出られなかったウマコたちを、順繰りにひき馬散歩に連れ出した日のことは以前お話ししましたが、
外へ出る=草を食べられる
という流れは万年通用するとどうやら勘違いしているようです。
冬になれば草は枯れる。雪が降れば枯れ草どころか地面も見えなくなる。
なんてことは理解することはなく、外へ出て飽きるほど草バイキングができた日のことが脳内を占めているようなんです。
なので、この時期何度外へ連れ出しても最初は期待でルンルン。
スキップしながら出かけていくのですが、帰ってくると別馬のような表情になっています。

先日もボスがビバに乗り、遊園地内を運動しに出かけたのですが、シルはボロもおしっこもして準備万端。
ハクちゃんは声が枯れるまで鳴きまくり、一緒に行きたいと駄々をこねていました。

なのでハクちゃん、シルの順にビバと運動に連れ出したのですが、当然草バイキングなんてありません。
颯爽と帰ってくるビバの横で、まるで石でも背負わされているかのような重い足取りのハクちゃん。
シルに至っては、石になっていました。

何度繰り返してもポジティブに物事を捉えるウマコたちを見ていると、この先長〜い間おんなじことで笑えるんだろうなあと楽しい気持ちになれるんです。