今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

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シルの名前1
シルの名前2


もはや優しさを見失っている。。。

 
あれはフロンティアがオープンしてしばらくしてからのことでしょうか。

自分の仕事は「ニンジンを食べること」と「寝ること」だと確信したシルちゃんは、時にお客さんが来ても起きないことがあったのです。

それをよしとしない人間がいました。
そう、ボスです。

彼は苦々しい顔でシルを見つめ、そして、彼女に興味を持つお客さんに対してその苦々しい気持ちを吐露するようになったのです。

シルの大きなお尻を見ながら、「そんなひどい」と言いながら、お客さんも一緒に爆笑していたのでした。

ビバ人に囲まれる1
ビバ人に囲まれる2

同じ馬とは思えないほどの穏やかさ。。。

スキンシップが苦手で自己表現が下手くそで、でも甘ったれでかまってちゃんな我が家の末っ子ビバたん。

活動的で頭も良く、先を読んでしまうためやや落ち着きにも欠くコなのですが、不思議なことに、複数人でビバを取り囲み話を始めると、ものすごく穏やかな表情で大人しくしているのです。

まるで、自分を中心に会話がされている(と思っている)ことが嬉しいかのように、いつまでもいつまでもみんなの話に耳を傾けているのでした。

 

ハクちゃん嫌なものへは仕返しする1
ハクちゃん嫌なものへは仕返しする2

親の仇!と言わんばかりに・・・

穏やかで動作のスローなハクちゃんですが、人知れず我が強い。
とにかく我が強く、あからさまな反抗はしませんが、地味なやり方で嫌だという意思を表現するのです。

最も分かりやすいのが「かじる」。

草を食べている途中のブラッシング。
ボーッとしてたのに乗馬。
歩きたくないのにひき馬。

などなど嫌だな〜というとき、その行動に必要な道具をかじるのです。

これをかじって壊してしまえばやらなくても済む「かも知れない」

と言う希望的観測のもと、対象物をかじるのです。

そして本気で噛むわけではないので痛手もなく、よだれと若干の歯形がつくだけ。

ハクちゃんの僅かな希望は叶うことなく、ボスに怒られておしまいという残念な結果にしかならないのでした。

 

ビバ汗かく1
ビバ汗かく2

バレバレ‥‥‥

 
我が家の牧場の柵は5年目にしてもはや寿命を迎えつつあります。
これまでも壊されては直し、その繰り返しでつぎはぎだらけ。
放牧して迎えに行くときは常にドキドキ。

この日もドキドキしながらみんなを迎えに行ったのです。

見たところ柵は無事。
ボスが呼ぶと我先にとウマコたちは走りより、各々リードロープをつけられるのをお利口さんに待っていたはずが、牧場の入り口横の柵の上部、4メートル弱の木がまるっぽないじゃああ〜りませんか。

ボスが問い詰めてもだれも非を認めず、膠着状態が続きましたが、よくみるとわかりやすい違和感が。

そうなんです。
ビバだけ汗びっしょり。
鼻腔も開き鼻息荒く、明らかに何かに興奮していたことがわかる状態だったんです。

ということで、はっきりとしたことは分かりませんが、ほぼほぼ犯人はビバといいうことで、現行犯逮捕されたことは言うまでもありません。

あー年以内に柵修繕目指したい。。。
 

シルダイエット1
シルダイエット2


ごめんよ、、、ともに長生きしたいから。。。



フロンティアは遊園地の中にあるため、春休みや連休などまとまったお休みの日が続くと連日賑わいを見せます。
ということはどういうことかというと、シルがニンジンを食べる機会も抜群に増える、ということです。
すなはち食べすぎる可能性が大いに増える、ということでもあるのです。

馬の主食は草です。
ニンジンは人間で言うところのおやつ。
なので食べ過ぎれば当然カロリーオーバーに。
そして馬の日常において最も怖い疝痛の原因にもなりかねないのです。

シルは体も小さく懐っこいため、他のコたちよりもニンジンをもらう機会も多く、そんな時はボスが交通整理を始めます。

ダイエット中という名目でハクちゃんとビバにもニンジンを分散させよう作戦を決行するのです。

最初のうちはシルは自分の前だけにいたお客さんが、急にハクやビバのところへも行き始めたことに戸惑うのですが、やがて交通整理をするボスを認識し、全てを察知し、部屋の隅へ移動します。

もはや戦意喪失。
可哀想なくらいいじけてしまうのですが、実際のところは3本もらっていたところを1本になった程度のダメージです。 
可哀想ですが全くもらえていないわけではないので、少しくらいは我慢しようね、と言い聞かせる日々が続くのです。
 

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