今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

タグ:乗馬

ビバ捕まってますけど1
ビバ捕まってますけど2


このあと普通に散歩した……

ジャック・ニコルソンばりの恐怖心をわたしに植え付けたビバですが、翌日も案の定軽トラの周りをウロウロとうろつき、首を精一杯伸ばして盗み食いをしようと企てていました。

もちろんボス不在です。

でも絶対届かない場所に置いてあったためわたしは平常心を保ちながら他の作業を黙々と進めていました。


そんな中、ボスが牧場へ歩いて向かってきたのです。

軽トラの周りをうろちょろしているビバを見つけると遠くからまず一喝。
徐々に歩みを進めながらビバをガン見し続け、その視線から逃れるように目を逸らしたビバはわたしの姿をしかと捉えたのです。

そして迷うことなくわたしの元へやってきて、無口のついたお鼻を差し出すと従順にロープをつけられ、あたかも「もう捕まっているのでお構いなく」とでも言いたげな様子でボスの方を見ていたのでした。

 

北斗の拳で倒されるシル1
北斗の拳で倒されるシル2

当たってないのに迫力に腰抜かした……

ある雨の日のことでした。
営業はお休み。ウマコたちは一日中部屋の中で過ごすことになったのです。
そしてお昼ご飯の時間がやってきました。
待ちきれなかったウマコたちはみな、それぞれアピール合戦を繰り広げ始めたのです。

ハクちゃんは鳴き叫び、ビバは道具を打ち鳴らし、そしてシルはボスのTシャツをくわえたのです。

そうです。
明らかにシルはアピールの方法を間違えたのです。

その瞬間鬼の形相で振り返ったボスは全身から怒りのオーラを発し、「アタタタター」という声と同時にシルのおしりに「エア鉄拳」を繰り出したのです。
「エア秘孔」を突かれたシルは驚きのあまり腰を抜かし、その場にへたり込んでしまいました。

ボスの鉄拳はもちろんかすってもいません。
すべてが「エア」でしたがシルには十分すぎるくらいの攻撃だったらしく、その後はしおらしくごはんの順番を待っていたのは言うまでもありません。
 

傍若無人なお客さん1
傍若無人なお客さん2



ハクちゃんが見えてますかー?

初めて子供が乗馬体験をする。
それは親にとってもとても興奮する出来事のようで、子供以上にはしゃぎ喜ぶ親がいるのももっともなこと。
中には子供に触発されて自分も体験をし、感想を言い合う親子も少なくなく、それはそれは微笑ましい光景なのです。 
ただ中には興奮しすぎてしまい、カメラに夢中で転んでしまったり落としてしまう親もいたり、小さな子供の保護者として入場してもらったにもかかわらず子供ほったらかしに馬に夢中になる親もいたり、時々驚くような行動も見かけるのです。

牧場に遊びに来るお客さんの中にはインパクトが強すぎて忘れられない人たちが結構いるものなのです。

今回お話しするお客さんもそのひとり。

子供が心配なあまり騎乗エリアに勢いよく入ってきてしまったと思ったら、あろうことかハクちゃんのおしりにスマホを置き、鎧(あぶみ)に足がちゃんと入っているか確認しだしたのです。
確かにハクちゃんのおしりは物置にはちょうどいい広さ。
わたしもよくブラシを置いていますが、それはわたしとハクちゃんとの関係だからこそ。

あまりの勢いに一瞬なにが起こったのかわかりませんでしたが、ここで注意しないとこのお客さんはもしかしたらよその施設でも同じようなことをしてしまうかもしれません。
そして、その馬がハクちゃんみたいだとは限りません。
知らない馬に近づくことが危険だということを知らせる必要があると思い、即スマホを取って下がってもらったのですが、今度はわざわざ小走りにハクちゃんのおしりスレスレを回り戻る始末。

そして乗馬後の撮影タイムでは、ジリジリと近づいてきたと思ったら最後大きく一歩を踏み出してハクちゃんの顔を両手で抱き抱えるように覆い子供の写真を撮ったのです。
この時ばかりは「せっかくなら馬も一緒に撮られたらどうか」と伝えましたが、これがビバだったらと思うとドキドキする出来事でした。

最後はニコニコしながら帰られましたが、どうか次回来るときはこの日の注意点をお忘れなくいらしてくださいね。


 

シルとボスの会話1
シルとボスの会話2

逃げ足はピカイチ‥‥‥

動物と暮らしていると動物との会話がとても増えます。
わたしも人といる時よりもおしゃべりをしているんじゃないかと思うくらいウマコたちとずっと話をしています。

実はそうなる前まではそこまで会話をする方ではなかったのです。
きっかけはボス。

まるで人間に話しかけるかのように声をかけ続ける彼を見て、わたしもいつの間にか会話をするようになりました。

さて、このボスとウマコたちのおしゃべりの様子は実に和やかで、見ているこちらも微笑んでしまうような平和な雰囲気が漂っています。

ただ、ボスの優しさに普段よりもまとわりつきが激しくなるシルちゃんは、ついつい好奇心から甘噛みしてしまい最終的にはいつの通り怒られて終わるのでした。








 

君の名は2−1
君の名は2-2

君の名は‥‥‥

どうやらすっかり自分の名前はブーちゃんだと思い込んでいるハクちゃん。

ボスに名前を呼ばれると叱られると思い逃げていくのです。
ですが、その直後、ブーちゃんと呼びかけると、キラキラとした目でボスに擦り寄ってくるのでした。
 

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