今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市でひっそりこっそりウマコたちと暮らす筆者が、馬ってこんな生き物だったの!!! という感想をそのまんま絵日記にしました。

タグ:乗馬

納得できないハクちゃん1
納得できないハクちゃん2

ささやき女将……


最近ひき馬の出番が多いハクちゃん。
最初の頃はこれはビバの仕事では?と訴えかけてきましたが、最近はとても一生懸命にこなしてくれるのです。
ただ、先日久しぶりにハクちゃんのイヤイヤが始まったのです。

それはものすごく暇な平日午前中のことでした。
フロンティアのお昼ご飯はだいたい11時30分頃から12時。
この時間が平日、週末問わず一番お客さんが少なくタイミングがいいのです。

そしてこの日は午前中遊園地自体お客さんも少なかったため、放牧をして。
そろそろお昼ご飯の時間だな、と思った矢先、お客さんがやってきたのです。

放牧中だったみんなを部屋に入れようと声をかけると、皆、お昼ご飯だと勘違いをし、我先にとそれぞれの部屋へ入り、ワクワクした眼差しを向けてきたのです。

ですがお仕事ですから部屋を締め、ハクちゃんにだけロープをつけて再び外へ出し、鞍を乗せ、お客さんを乗せ、歩き始め、一周歩き終えたのですが、始終ハクちゃんは「なんで?」とでも言わんばかりの顔をこちらへ向けていたのです。
それをわたしは
「お利口さんだね」
「これ終わったらご飯だよ」
「特別にニンジンをあげよう」
など小声でささやき誤魔化しながら歩いたのでした。
今にして思えば、お利口さんは正解だったかもしれませんが、ご飯、ニンジンのワードは不適切だったかと。
なんにせよ、ご飯だと勘違いしたハクちゃんにお仕事をしてもらうのは結構気をつかうのです。

それにしてもつくづく思います。
馬って本当に表情豊か。
馬だけじゃない。
人間以外はその時の気持ちをストレートに表に出すから表情が豊か。
だからこちらもガチンコで向き合うベキなんだろうなと思うのでした。
 

 


シル想定内の展開1
シル想定内の展開2

 鬼の形相で追いかけてた(恐)

ノーリードで自分の部屋へ帰る我が家のウマコたちですが、シルちゃんだけはムラがあります。
そのムラを左右するのが食欲です。

お腹が空いている時は我先にと猛ダッシュで帰るのですがそこまでお腹が空いていないとしばらくわたしの横をテケテケと歩いていたと思ったら次第にノロノロとスピードダウンし、厩舎の敷地内に入ると、普段は行けない馬運車の裏側などに寄り道をしながら冒険し始めるのです。

わたしはお腹が空けば勝手に入るだろうと放っておくのですが、ボスはそうはいきません。
どこからともなく飛んできて瞬時に彼女の背後につくと、両手を広げて追い立てるのです。
案の定シルは白目を剥きながら馬運車の裏から飛び出してきて、あっという間に自分の部屋へ逃げ帰ります。

ボスは完全に彼女の動きをよんでいて、的確なコースで追い込んでいるようで、その姿はシープドックそのものなのでした。
 


ビバとタオル1
ビバとタオル2

手だと怒る……

 
牧場でヒマな時間ができると、タオルを使ってビバと遊びます。
ビバはタオルで目隠しをしても顔をくるんでも何をしても全く動じることなくわたしの遊びに付き合ってくれはのですが、タオルではなく手を差し出すと途端に怒る……。
タオルと手、一体何が違うのでしょう。
ビバ心は謎が多いのでした。
 

シル頭に草1
シル頭に草2

手を出されると 
思わず逃げちゃう…‥

ビバやハクに比べてボスから叱られることが少ないシルちゃん。
数少ない叱られる理由のほとんどが、自爆。

例を挙げると
①ボスの手をぺろぺろ舐めているうちに興奮してつい噛んでしまう。
②ボスの腕をハムハムしているうちに思いあまってつい噛んでしまう。
③邪魔だと言われているのにボスにつきまとってしまう。

③に関してはたいして叱られない。
せいぜい大きな声で「どけ」と言われるくらいで済むのです。

ただ①と②に関しては問答無用で叱られます。
目にも止まらぬ速さでつかまり、同じように指でガジガジされて、噛むということがどういうことかを思い知らされるのです。

なので、
ボスの手が伸びてくる=叱られる
ということ。
もちろん顔の前に急に手を出されれば人間でも動物でも驚きます。
が、その先逃げるかどうかは手を出した側と出された側の関係次第。

さて、ボスとシルの場合はどうかというと。

ある日のこと。
シルの頭に乗った牧草を取ってあげようとボスが手を伸ばした途端、彼女はものすごい速さで逃げていきました。
純粋に取ってあげようという親切心しかないボスの手から、まるで見えない圧を感じたかのような勢いで逃げ、呼んでも不信感に溢れた表情でチラチラとボスの方を見るだけで、一向に来る気配がありませんでした。
これにより、シルにとってはやはり「ボスに手を出される=叱られる」とインプットされていることが立証されたのです。
日頃の行いって本当に大事。
ちなみにわたしの手は彼女にとっては「撫でてくれる」「痒いところをかいてくれる」便利な手。
なので逃げることはないのです。
 

コミック2鼻の穴1
コミック2鼻の穴2

ちょっとズレるとすぐ鼻の穴に入っちゃう…‥


ブログに登場するハクちゃんを見てからフロンティアに遊びにくる人のほとんどが、ハクちゃんの鼻を見て納得します。 
それほどハクちゃんの鼻の穴はデカいのです。

これまで1000頭以上の馬と関わってきたボスに聞いても、ここまでデカい馬はいなかったとのこと。

最初のうちは鼻にばかり目がいっていましたが、今ではこのお鼻でなければハクちゃんじゃない、と思えるくらい当たり前のものになりましたが、初めて彼に会うお客さんのほとんどが、あまりの大きさに驚きます。
そして、ニンジンを口元に運んだつもりが、鼻の中に入れてしまうというウソのようなアクシデントが起きるのです。

突っ込んだお客さんはとても気まずそうにニンジンを抜き、謝りながら改めて口に運んであげるのですが、内心ワクワクしながら見ているイジワルなわたしもいるのでした。
 

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