呼ぶときは「ちゃん」付けで。。。
我が家のポヤポヤ小僧ことハクちゃんですが、彼の本名をご存知でしょうか。
白力王と書いて「ハクリキオウ」というのです。
かつて日本では、オスには王を、メスには姫と名前につけるのが多かったようで、ボスの愛馬たちの多くにもそのような名が付けられていたと聞きました。
なので、彼を我が家の養子に迎え入れるにあたり、 新しく名前をつけようと色々考えたのです。
当時(今もですが)わたしは『千と千尋の神隠し』の龍に変身したハクが好きで、彼のことをどうしても「ハク」と呼びたかったのです。
なので、それを中心に考え、ボスと馬たちの歴史にならって最後に王と付けたのです。
ただ、この名前。彼が我が家に来てもう3年になりますが、数えるくらいしか呼ばれたことがありません。
挙げ句の果てには「大袈裟な名前ね」と言われてしまい、ハクちゃんと二人、涙したこともありました。
でも、そういうわたしも彼のことを「ハクちゃん」とちゃん付けで呼ぶようになり、龍とは程遠いものに。
それでもとてもとても愛らしくいいウマなんです。
さて、ボスだけはハクちゃんのことを「ブー」と呼びます。
それも機嫌の良い時。
なのでブーと呼ばれると必ず言いことがあるのです。
ただし、ハクーと伸ばして呼ばれる時は怒られる時。
正しい名前を呼ばれているはずなのに、その時は全力で遠ざかるハクちゃんのなのでした。