今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

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ビバのこわいこわい1
ビバのこわいこわい2

だってしょうがないじゃないか。
スーパーマンじゃないんだから
byビバた

元から感受性が豊かで繊細、神経過敏なビバ。

我が家へ一歳半できて以来、遊園地の様々な遊具の音にも慣れ、順調だったのですが、実は昨年からビビリさんが発動しています。

きっかけは昨年新しいアトラクションができたことと、ちょうどコロナ禍で人の流れが途絶えたことが原因なのではないかと思っているのです。

人も馬も大人になるにつれていろんなことを経験してこわさも覚える。

ただ、これも慣らさなければ仕方がないので、ビバも努力をしているのですが一度加速してしまったビビリはすぐにおさまることはなく、目下ビバはリハビリ中。
ビビりなのは慎重派ということ。これ自体決して悪いこととは思わずむしろ個性の一つ。
ただ馬の場合はビビったときのリアクションが激しくなるため、やはり訓練が必要なのです。
なので最近は、乗れる人、ビバに慣れている人を中心にビバとの乗馬は楽しんでもらっています。


さて、ウマコたちのビビリを加速させる原因のひとつには、我々人間の態度も大いに関係します。
「あ、これはビビるな」とか思ってしまったらそれは即伝わり、感受性の豊かなコは「怖いものがあるんだ」と察知してしまうのです。

なので、できるだけ平常心を保ち、常に笑い、穏やかに話しかけることをわたしは心がけているのですが、わたし自身が本来驚きやすい性格なので上手くいかないことも多く、ビバのリハビリといいつつ、わたしのリハビリでもあるのでした。

でも、馬に寄り添えば馬もまた人に寄り添ってくれる。
そこから改めて困難を共に乗り越えるプロセスが始まるのだろうな、とも思うのです。

ビバ、共に乗り越えよう!


 


 


 

ハク出てこない1
ハク出てこない2



揺るぎない自信に満ち溢れてた

我が家で最もおっとりしていて穏やかで平和を愛するハクちゃんですが、実は一番の頑固ちゃんでもありまた思い込みも激しいのです。

こうと決めたら障害物もなぎ倒し、人も踏み倒し、まさに猪突猛進。
マンガで紹介したように、部屋でご飯を食べるに違いない、と思い込み、帰るんだと言っても立て篭もる。

こうなると軌道修正するのが大変、と思いきや、ヒンヒン鳴きながらも迎えに行くと素直にいうことを聞いてくれるという、なんとも中途半端な頑固ちゃんなのでした。


 

ブユ1
ブユ2

今でも年に一度は刺されてる……

ありとあらゆる虫が苦手だったごくごくふつうのオナゴが馬を飼うともれなく虫を素手で触れるようになります。
今ではムカデなどの害虫以外は触れるかな。
あ、クモは元から平気なので女郎蜘蛛じゃなきゃ触れるかもしれません。

さて、富山へ移住後、初めて迎えた夏はそれはそれは暑く、ウマコたちが食べる草を早朝刈ることにしたのです。  

ただ、仕事前だったし涼しい格好の方がいいやと、キャミソールに短パンで出かけたのでした。

途中足に何やら異変を感じ、ふと見ると、小さな小さな虫がたくさんついていたのです。

当時のわたしはちょうど虫にも慣れてきて、虫との共存を意識し始めていた頃。
この日も草刈りで虫たちの家を騒がしてしまったお詫びに足にとまるくらいお安い御用、くらいの寛大な気持ちでいたのです。

でもここでひとつ大きな問題があったのです。
その頃のわたしはブヨの存在を知らなかったのです。

ましてやこんな小さな虫が悪さするとはまったく思わず、優しい自分にうっとりしながらチューチュー吸われてたんです。

草刈りを終えて一旦家へ帰るとなぜか足のあちこちから血が流れていました。
でもこの時点でもさほど気にせず、草で傷つけたかな、くらいに考えていたのですが、着替えて営業し始めた頃から猛烈な違和感を覚えたのです。

足が異様に重だるく、やがてズキズキと痛み始め、そこでようやくジーンズをめくってみると、あり得ないくらい両足が腫れ上がっていました。

膝までパンパンに腫れて真っ赤になり、そのうちにおそらく熱が出できたのでしょう。意識が朦朧としてきたのです。

このときになってやっと、足にたかっていた虫が原因ではないかと思い始めたのですが既に手遅れ。
偶然遊びに来ていた友人が車で皮膚科へ連れて行ってくれたのですが、先生からは自業自得と言わんばかりの呆れ顔をされ、解熱剤とステロイドを処方されたのでした。

ブヨに刺された経験がある方はご存知だと思いますが、刺された後が本当に大変。
腫れは一週間ほどでおさまりましたが、痛みはひと月以上、痒みはその後一年以上続きました。
13ヶ所刺されたため足はもう出せないほどキズだらけ。

この日を境に、友達になれる虫となれない虫を見極める必要があることを学ぶと同時に、草刈りはキャミと短パンではしないことを硬く心に誓いました。

それでもブヨはやるやつです。 
長靴を履いていても中に入ってきて刺してきます。
なので今でも年に一度はブヨに刺されてしまうのでした(今年は2回刺された)。。

 

食べ方きたないハクちゃん1
食べ方きたないハクちゃん2


なぜたてがみや耳にまでごはんがつくのだ‥‥‥

食べ方がひと一倍きちゃない白ちゃんですが、お昼ご飯のヘイキューブを食べた後は最も悲惨。

顔面緑になり、たてがみや耳にまでつけ、その顔でお客さんを見つめ、首を傾げ、目を細め、お愛想をする。

それは可愛いを通り越して恐怖しかない。

初めてこの顔を見る人は皆、言葉を失い、子ども連れはハクちゃんが顔面緑な理由を、なぜか必死に子どもに言い聞かせるのでした。

ちなみにヘイキューブの緑、放っておくと色素沈着して取れない。。。



 

ポカリスエット1
ポカリスエット2

翌日には平熱に戻りビバも元気になりました

物言わぬウマコたち。
倒れて寝てばかりいるので異変に気付くのも一苦労。。。

そんな中ビバが初めて熱中症になりました。
水分不足から疝痛にもなっていて、ボスが取れるだけ手で掻き出し、腸内に残ったボロは浣腸で取り出すことに。
そして水浴びをさせて歩かせてを繰り返すこと数時間。
なかなか熱も下がらなかったのですが、夕方には平熱にさがり、翌日には元の暴れん坊に戻っていました。。。

さて、馬の暑さ対策に薄めたポカリスエットがいいのは周知のこと。
ただ我が家ではポカリをビバは好みません。
むしろキライ。。。
なので水を強制的に飲みせるときにはヘイキューブの粉を混ぜた水を飲みせます。
そして、チャレンジしてやはり飲まなかったポカリはというと、元気なコたちががぶ飲みするのです。
なので、ビバが疝痛になるたびに、シルとハクちゃんがものすごくスポーツドリンク好きになるのでした。。。

猛暑が続きますので、どうぞみなさんも気をつけてくださいね!

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