よしなとフレーメン1
よしなとフレーメン2
何かが鼻を抜けていったのか‥‥‥

馬は食べられないものは自ら判断でき、万が一口に入れてもペッと吐き出します。
人の手から食べ慣れているコは信用してなんでも口に入れてしまうのですが、それでも匂いや口に入れた瞬間に「これはヤバいやつだ!」とわかります。
少なくとも我が家のウマコたちはそうなのです。

先日友人夫妻がわざわざ早朝自分の山で採ってきたという山菜「よしな」をたんまりと持って牧場に遊びに来てくれました。
よしなは茹でて昆布締め(富山っぽ〜い)や生姜醤油などで食べるととっても美味しい粘り気のある山菜。
うちでも昆布締め、塩昆布あえ、煮物にとバラエティ豊かに使わせていただきました。

さて、この採りたてのよしな。葉っぱが青々としていてとても美味しそうだったので、友人が試しにハクちゃんの目の前に差し出してみました。

しばらくクンクンにおいを嗅いだあと、パクリと頬張りそのままごっくん。
続けて二枚目も食べたため、葉も捨てずに済むな、と思ったのです。
そしてそのままお客さんを乗せてひき馬に出たのですが、歩き始めてすぐに鼻をムズムズさせたかと思ったらムキーとフレーメン。

そのままコースの約三分の二の距離、時間にしたら三分弱をずっとフレーメンしたまま歩いていました。

夜ご飯の際、もう一度あげてみましたが、この時はフレーメンせず。

ただ、欲しい欲しいとせがむこともなく、おそらく彼らにしてみたらどうでもいい葉っぱだったみたいです。

それにしてもハクちゃんのフレーメンの活用法はまだまだ広がっていきそうな予感です。