今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

タグ:漫画

もう帰れます1
もう帰れます2

誰もがいちばんを狙ってる‥‥‥


ふれあい牧場フロンティアの営業時間はほぼ、ミラージュランドに準じています。
ほぼ、というのはなぜかというと、天候不順などで午前中はお休みしたり午後はお休みしたりと色々だから。
それはともかく、お天気の日はミラージュランドが終わる時刻と同時刻(コロナ対応の時間で現在は10時〜16時)に終了となります。
そして終了5分〜10分(なぜかバラバラ)になると蛍の光が鳴り出し、そろそろ終わることを告げるのです。

さて、我が家のウマコたちは、この蛍の光がかかると同時にそれぞれ帰り支度を始めます。

シルはおしっこを、ハクちゃんとビバはボロをして、それぞれ出口で待機するのです。

人よりも体内時間は持っているのでしょうがここまで正確なのはやはり音で覚えているのでしょうね。
そして、こちらが迎えに行くまで、ず〜っとず〜っと待ち続けているのですが、待たれるのが苦手なわたしはこの時間がとても苦手。
片付けをしながらチラチラとウマコたちの様子を見ては「ちょっと待ってね〜」と余計な声をかけずにはいられないのでした(これを5年続けていてこれからも続く。。。)。


 

シルハクに怯えるその後1
シルハクに怯えるその後2

やはり女帝は女帝。
回復力もピカイチだった。



ハクちゃんにやられるシルのお話は昨日しましたが、後日談があります。
見事シルの食べ残した草を奪うと、気分が良くなったのでしょうか。
ハクは意気揚々と勝ち取った草を堪能し始めたのでした。
その間シルはよほどショックだったのか、背中を丸め、か細い雰囲気で怯えていたのです。
と思ったのですが、それも束の間のこと。

気づくとシルがジリジリと後退をしながら間合いを詰めていき、しまいにはハクちゃんの目線ギリギリまで距離を縮めたのです。
その顔は先ほどとは打って変わり、揺るぎのない闘志がみなぎっているではありませんか。

初めてシルに勝ち、ホクホクした顔でシルの食べ残しを貪り食っていたハクは、シルの尻圧に気づくと静かにフェードアウトして行ったのでした。
 

ハクお仕事イヤその後1
ハクお仕事イヤその後2
抱きしめたくなった‥‥




昨日の続きです。
ハクちゃんがロープをくわえ、自分の部屋の方向へ引っ張っていこうとした時、ハクちゃんの上には小さな子供が乗っていたのです。
ここで下手なことをしたらハクちゃんだって生き物です。
どういう反応をするかわかりません。
そうしたら子供の安全第一に考える必要があったので、そのときはくわえられたロープを必死に引き戻しながらなんとかひき馬を終えたのでした。

ちなみにこの行為。
わたしの時にするようになりました。
ロープをくわえ、ものすごい力で自分の行きたい方向へ導こうとするのです。

流石にこれではダメだと思い、普段調教などせずひたすら愛でるだけ担当のわたしでしたが、一からハクちゃんと向き合おうと、お客さんの合間を縫ってひき馬を見直すことにしたのです。

そして、歩き始めてすぐにロープをくわえようとしたハクちゃんを確認し、ロープをグンっと引き下げNOを伝えました。

するとハクちゃんはものすごく驚いたような表情を浮かべ、戸惑いながらロープを離したのです。

でも歩き始めるとすぐにロープをくわえようとする。そして制御する。

これを繰り返すこと数分で、ハクちゃんはロープをくわえなくなりました。

思ったよりもすぐに直ってくれたことに安心しながら、これが普段可愛がるだけの人間がしでかちな危険かと猛反省。

いっときは「あのハクちゃんが」とわたしが戸惑い、対応に困惑してしまいましたが、今回はハクちゃんと一緒に変化することができたのかなと思っています。

ボスが馬飼さんとしていい例、わたしがダメな例の典型が我が家です。
わたしが甘やかすがあまりしてしまう行為に関してはわたし自身がどうにかしないと、というかわたしが変わらないとダメなのでしょう。
わたしに足りないのは「メリハリ」可愛がると厳しくの後者がないのでこういうことが起こるのだと思うので、やっぱりメンタルって大事なあとつくづく思うのでした。
 



ハクお仕事イヤ1
ハクお仕事イヤ2

そっちの方向には
ハクちゃんの部屋があるね‥‥‥



相変わらず乗馬のお仕事がキライなハクちゃんですが、先日新たな技を生み出しました。

どういうことかというと、ひき馬のロープを自らくわえ、自分の部屋の方向に導こうとしたのです。

その力は半端なく、進行方向へ歩かせるだけで精一杯。

お客さんを乗せていたわたしは焦りました。
ただその場での対処が万が一ハクちゃんをパニックにさせてしまう可能性があるのであれば、ロープをくわえて歩くくらい、なんてことはありません。
とりあえず乗せて帰ることだけに集中したのでした。
今日は長さのあ?ニンジンを探しに夜まで永遠とスーパーを渡り歩いたため、お絵描きする余裕がなくなってしまいました。。
なので続きは明日また、ご報告しますね。
それにしても最近のニンジンは小さいなぁ。。

 


ハクタヌキ寝入り1
ハクタヌキ寝入り2

ボイコットの仕方が薄っぺらすぎる‥‥‥

ハクちゃんは、自分のお仕事を「エサやり体験係」だと思っています。
入り口でお客さんの言葉と態度からエサやりなのか乗馬なのかを見極めて彼なりの対応をするのです。

その対応とは至って簡単。

エサやりの場合は率先的に柵から顔を出し御愛想をする。
乗馬の場合は知らないふりをする。

その態度が結構露骨すぎるため、その度に「君は本来ビバのお仕事の助けをする乗馬なんだよ」とこめかみに青筋を立てながら言い聞かせるのです。

つい先日は、乗馬のお客さんが来た途端に寝そべり狸寝入りをし始めました。
あっけなく起こされてお仕事をしましたが、一部始終をビバが曇りなきまなこでジッとジッと見つめているのでした。

 

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