今日もうちのウマコが騒いでる

富山県魚津市にあるふれあい牧場フロンティア。3頭の馬とお空のビッグが繰り広げる日常をマンガにした絵日記ブログ。絶賛毎日更新!

オリジナルキーホルダー、ピンバッジ、マグネット、イヤリング等ウマコオリジナルグッズも販売中。収益はウマコたちの生活費に当てさせていただきます。

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ハクニンジンもらう1
ハクニンジンもらう2
今んところこの形で落ち着いている‥‥

これまで2回にわたってご紹介というもとのご相談をしてきたハクちゃんのひき馬体験ですが、ある日のこと。
お客さんを乗せて歩いていると、ビバがニンジンをもらう瞬間をハクちゃんは目撃したのです。

その途端。落ち着きを失い、今すぐにでも自分も馳せ参じたいと言わんばかりの勢いで気持ちが急いているのがこちらにも伝わってきたのです。

ハクちゃんはそれでも反抗することはなく、チラ見しながら歩く。
なので、お客さんが途切れるタイミングをはかり、エサやり体験のお客さんにハクちゃんにもニンジンをあげてもらうようにしたのです。

要はひき馬をしていてもエサやり体験のお客さんが来てくれる、とインプットしたのです。

案の定彼は満足したようで、それ以降このスタイルが定番化。
今のところハクちゃんにとって
ひき馬=なんかよくわからないけどいつも通りニンジン持った人が来てくれる
 
というふうに脳内では折り合いがついたようで、めでたくハクちゃんは、エサやり体験中も乗馬中もニンジンをゲットできるようになったのでした。。




 ハク伴走1

 ハク伴走2



もっとも安全な場所を見つけました!

ビバの運動時、ハクちゃんを二頭引きで引っ張ることが多いフロンティアスタイル。
さて、この二頭引きですが、ハクちゃんがちょっとでもビバの前に出てしまうと怒られます。
ビバにですが。
後ろを走る分には、お尻に鼻先がくっついていようが全くおかまいなく。
なのにほんのちょっと前に出るだけで激しく怒るのです。

これがウマコ内のヒエラルキーなのでしょう。

ただ怒られるとどうしていいか分からず、最初の頃はかなり遅れをとっていたハクちゃんですが、今ではボスの「こっこっこっ」という言葉を聞くとピッタリとボスの膝に顔をくっつけて走るのです。

これで無事に、前に出ることなく遅れを取ることもないポジションを決められ、誰もが平和に運動ができるのでした。


ハクフレーメンその3フレーメンって便利だな1
ハクフレーメンその3フレーメンって便利だな2

馬の教科書、書き換えた方が良くない?



ゴールデンウィーク中、なかなかビバに交代できずハクちゃんがひき馬出ずっぱりな時がありました。
ただでさえエサやり体験係だと思っているため、終始戸惑いながらのお仕事。
30分ほど続いたでしょうか。
(10人くらい乗せた感じです)
歩いている最中おかしな気配に気づき隣を見ると、ハクちゃんがフレーメンしながら歩いていたのです。

この場合のフレーメンは何を意味していたのでしょうか。

ハクちゃんのフレーメンの活用法が日々進化しているのでした。

 

ハク噛まれる1
ハク噛まれる2

せめて証拠隠せ‥‥



ビバとシルのいじめの対象になりがちなハクちゃん‥‥‥。
いつの間にか噛み跡を付けていたり(うっすら濡れた跡がある程度)するのです。
ただ、明らかにシルが顔の届かな位置など確かな証拠がない限りどちらが犯人かはたいてい不明なのですが、この時期は別。

犯人は必ず証拠を残す。
しかも自らの体に。

換毛期の今は、犯人の口元に必ず白い毛がこびりついているのです。
これで犯人がわかっても、現行犯でないと怒る意味がないのでハクの自力に望みを託すしかないのでした。



 

シルロープ跨ぐ1
シルロープ跨ぐ2

引っ張って伸ばしてゆるませてまたぐ‥‥‥
恐ろしい知能‥‥

エサやりのお客さんはたいていシルとハクの間を行ったり来たりします。
すると、ハクは柵越しにシルにいじわるをされるのです。
まるで「あたしのニンジンを何食べようとしてんのよ」と言わんばかりの形相で襲いかかり、ハクの白い体に丸い歯形をつけるのです。

そこで、シルとハクの間の境界線にさらにロープを加えてシルがどんなに首を伸ばしてもハクに届かないようにしたのでした。


それもくぐれない、またげない微妙な高さに。

しばらくの間は何度かトライしていましたが向こう側に行くことができず、こちらもしめしめと思っていたのですが、気づけばあやしい動きをするシルが。

なんと、体で紐を前後に何度も何度も押し続けていたのです。

するとどういうことでしょう。

いつの間にか紐の結び目はゆるみ、シルがまたげるくらいたゆんでいるではないでしょうか。

そのたゆんだ紐を悠々とまたぐとハク側に移動し、すっかりとくつろいでいたのでした。


 

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